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銀行の担当者と知り合うための方法② ~自ら銀行を訪問する~

目当ての銀行と取引をしている知り合いがいなければ、自分でパイプを作るしか方法はありません。
まず、支店の窓口に行って普通預金の作成を申し込みます。
対応は窓口の女性(たまに男性が応対することはありますが)がしてくれます。
申し込み書と本人確認書類を渡すと、番号札を渡されて「通帳が出来上がるまでしばらくお待ちください」と言われます。
そこで一旦、支店の外に出て、すぐ窓口に戻って
「すみません。急用ができたので、また、後ほど通帳を取りに来てもいいですか?」
と言ってください。
もちろん相手は「いや」と言えませんので、「それでは後ほどお待ちしております」と言われるでしょう。
事務所に帰ってから午後3時までに、先ほど訪問した支店に電話して、
「すみません。後で通帳を取りに行く予定でしたが、今日中にそちらに行くことができなくなってしまいました。午後4時以降に事務所に戻ってきますが、その後事務所でアポがあり、伺うことができません。明日も一日外出する予定ですので、明後日に取りにいってもいいでしょうか?」
と伝えてください。
電話に出た担当者は、
「それでしたら、お客様のいらっしゃる地区の担当者にお届けさせていただきますが、本日午後4時以降にお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか」
と言ってくれます。

特に窓口で番号札を預かっている場合は、当日中にその番号札を回収しなければならないことが多いため、かなり高い確率で担当者が届けに来てくれます。

そこに来た担当者と雑談をし、「せっかく来てもらったので、手ぶらで返すのは悪いから、また、明後日でも定期預金をさせてもらいます。よろしければ、明後日にまた、来てもらえますか」と言って、明後日に会う約束をします。

そこから後は、前と同じパターンで、何度も会って雑談をするようにすれば、紹介でなくても、担当者との関係は構築できます。
紹介にせよ、自分で開拓したにせよ、それで終わったら、仕事の紹介につながりません。

大事なことは、定期的に合う回数を増やすことですから、普通預金や定期預金とは別に、毎月会えるような状況を作る必要があります。
信用金庫や信用組合であれば、積立定期や定期積金(毎月決まった日にお金を預けることのできる貯蓄商品)を扱っていますし、その集金も担当者がしてくれますので、こういった積立定期や定期積金をされることをお勧めします。

それだけで、相手も毎月1回は訪ねてきてくれますし、その際に、いろいろと自分が何をしている人なのかという情報を潤沢に伝えることにより、担当者のアンテナはだんだん高くなるので、紹介につながる確率が上がります。

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