- 2017-6-28
- 金融機関との関係づくり
- 金融機関とのつきあい方
あなたも知らない間に、地雷を踏んでいるのではありませんか?
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
この間、ある金融機関のミーティングブースで、支店長と話していると、
何か、店頭にある貸付のカウンターのところでもめている気配がありました。
その会話をミーティングブースから声をひそめて聞いていると(ミーティングブースは、
貸付のカウンターのすぐ後ろにありました)、取引先の経営者と、その顧問先とおぼしき税理士の方が、
貸付担当役席に向かってクレームをつけているようでした。
その税理士は、かなりとんちんかんなことを言っているようで、私も支店長も、その内容を聞いて、
顔を見合わせて、苦笑いするしかありませんでした。
貸付担当役席は、何とかその場を穏便に納め、2人は帰って行きましたが、かなり怒っていましたね。
銀行への交渉に着いてくる士業の方は、あまり多くはありませんが、少なからずいらっしゃいます。
顧問先のサポートをしようとして、銀行についていくという姿勢は、とても素晴らしく、
銀行にとっても、頼りになる士業の先生が着いてくると、仕事がしやすくなることが多いので、
基本的には大歓迎です。
頼りになる士業の先生だと認識した瞬間、何かあったときには、自分たちの顧客を紹介する候補の
1人となることも、よくある話です。
せっかく、わざわざ銀行についていくのですから、それが、自分と銀行とのパイプづくりのきっかけになれば、
とてもいいですよね。
顧問先に同行して銀行に行くことで、そんなチャンスを増やすことも可能になります。
それはあくまでも、その士業が銀行から好かれた場合です。
わけのわかっていない士業の方に、
「士業が銀行に同行するのは、銀行員がいやがるから逆効果だよ」
と、言われている方がいらっしゃいます。
別に、銀行員は士業の先生が、顧問先と一緒に来られるのを嫌がっているわけではありません。
銀行のことをよくわかっていない士業の先生が、一緒に来るのを嫌がっているのです。
銀行のことをよくわかっている先生の同行はウェルカムです。
同行して逆効果になるのは、銀行から嫌がられることをする士業の先生がついてきたときなのです。
銀行に嫌われる士業の7大NGというのがあります。
この7大NGをしてしまう士業の先生は、銀行から嫌われ、仕事を紹介してくれることなんて、
絶対にありません。
逆に、その先生が絡むことで、融資がしてもらいにくくなることなんて、ざらにあります。
知らず知らずのうちに、この7大NGを行っているかもしれませんので、このことについては、
必ず知っておいてください。
【銀行に嫌われる士業の7大NG】
1.いきなり売り込みを行う
2.忙しいときに行く
3.紹介を依頼する
4.でしゃばる
5.知ったかぶりをする(やたらと詳しいふりをする人)
6.銀行に対して、いい感情を持っていない
7.銀行の立場を察しない
この詳しい内容につきましては、後日、解説させていただきます。
知らず知らずのうちに、銀行員が嫌がるような地雷を踏んでいるということは、よくある話です。
知っていれば、それを避けることは簡単なのに、知らないが故に、何度も何度もしてしまう。
銀行から顧客を紹介してもらいたいのであれば、銀行員に好かれるにはどうすればいいのかを
知ることがとても重要なのです。
そんな、銀行員から好かれるためにどうすればいいのかについてのヒントを知ることができます。
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