講師オーディションに参加する【商工会議所からよばれる講師になる方法】

でも、参加すべき「講師オーディション」は選ばなければなりません。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
商工会議所やセミナーエージェントの担当者にとって、自分の目で、講師のパフォーマンスを
見ることができれば、そのセミナーが、いいセミナーか、そうでないかは判断できます。
なので、本来であれば、担当者自ら、いろいろな講師のセミナーを聞きに行き、新たな講師を
発掘するというのは、とても重要な業務なのですが、なかなか日常の業務に追われて、
後回しになりがちになっています。

そんな商工会議所やセミナーエージェントの担当者にとって、とてもありがたいイベントが
「講師オーディション」なのです。
講師候補を一度に見ることの出来る講師オーディションは、担当者にとって、
効率的に講師を発掘できる方法なので、招待されれば積極的に参加されます。

ただ、講師オーディションならどんなものでも参加するというわけではありません。
巷には、いろいろな「講師オーディション」が開催されていますが、商工会議所や商工会議所に
講師を派遣しているエージェントの担当者が参加する講師オーディションには、いくつかの条件があります。

1．商工会議所向けセミナー内容の講師が集まっていること
2．出演する講師の質が高いものであること
3．担当者とオーディション主催者が懇意な関係であること

上記条件に合致しないオーディションには、たとえ、主催者から招待があっても、参加しません。
その理由を説明すると、

1．商工会議所向けセミナー内容の講師が集まっていること
「中小企業や小規模事業者が自社の経営に役立てることができるような内容のセミナー」を
商工会議所は求めています。
一般的な「講師オーディション」や「セミナーコンテスト」などでは、商工会議所で使えるようなテーマの
出場者が少ないため、担当者が参加しても、あまり、めぼしい講師を発掘できないからです。

2．出演する講師の質が高いものであること
「講師オーディション」の中には、エントリー者が少なく、それ故に、参加講師のレベルが低い
オーディションも少なくありません。
レベルの低いオーディションに参加しても、商工会議所で使えるような講師が見つかりにくいので、
担当者は、事前に、招待されたオーディションの実績をチェックします。
歴史が浅く、運営があまり上手でなさそうなオーディションには、参加したがりません。

3．担当者とオーディション主催者が懇意な関係であること
きちんと運営している「講師オーディション」も、たくさんありますが、そうでないオーディションも
少なからず存在するため、「怪しそうな主催者」のオーディションには、担当者は絶対に行きません。
担当者が所属している商工会議所やエージェントの依頼を請け、セミナーをした講師が主催する
オーディションなら参加します。

商工会議所は、常に講師を探しています。
どんな講師を探しているかというと、「ものすごいスター講師」を探している訳ではありません。
　
中小企業の経営者が抱える「問題の解決方法」を持っている講師。
同じテーマでも、「独自の切り口」から伝えられる講師。
難しいテーマでも「わかりやすく伝えられる講師」。
専門性が明確で、現場で培った「ノウハウ」と「情報」が新鮮な講師。
　
こんな講師が、求められているのです。

オーディションに参加することで、「商工会議所が求めている講師」と判断してもらえると、
その場で、講師依頼につながることも少なくありません。

なので、「商工会議所向けセミナー内容の講師が集まっている」「出演する講師の質が高い」
「担当者とオーディション主催者が懇意な関係である」という3つの条件を備えた
「講師オーディション」を見つけることができれば、是非、積極的にエントリーをすることを、お勧めします。

チャンスが広がりますよ。

商工会議所から講師依頼をもらう確率を高める方法は、一つだけではありません。
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