しかも、仕事の依頼にもつながりやすいのです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
毎年、8月末になると、各省庁から財務省宛に「概算要求案」が提出されます。
それに伴い、各省庁のホームページに、その概算要求案の内容が公開されます。
私は、経済産業省の概算要求案が公開され次第、詳細にチェックします。
これを読むことで、補助金の情報を、いち早く情報を入手することができるからです。
その概算要求案は、経済産業省のHPの一番上に
「ホーム」「経済産業省について」「お知らせ」「政策について」「統計」「申請・お問い合わせ」
「English」とあり、その中の「政策について」をクリックします。
遷移したページの上から3つめの右の「予算・税制・財投」をクリック。
そこに「平成◯◯年度概算要求」という項目があるので、そこをクリック
(次の概算要求は平成30年度になります)。
その中の「平成30年度 経済産業政策の重点」をクリックすると、
来年度の経済産業省の施策情報を手に入れることができます。
(本日時点では、まだ、「平成30年度 経済産業政策の重点」は公開されていません)
この情報を子細に読むことで、
「どんな補助金が来年は募集されるのか?」
「その募集時期はいつぐらいになるのか?」
ということを簡単に予想することができるわけです。
最近は、中小・零細企業や小規模事業者が使える補助金が増えてきたため、
多くの経営者が、補助金について、とても興味を持っています。
商工会議所で補助金セミナーを行うと、とてもたくさん人が集まります。
ですので、商工会議所の担当者も、補助金セミナーを行いたがる傾向にあります。
いち早く、来年募集される補助金情報を入手することで、その補助金に関するセミナー企画書を
作成することができます。
経済産業省系の多くの補助金は、募集開始から締切までの期間が1~3ヶ月ととても短いため、
商工会議所としても、募集開始してから、できるだけ早い時期に、補助金セミナーをしたいと考えています。
誰よりも早く、来年の補助金のセミナー企画書を作成し、商工会議所に提案すれば、
採用される確率は、とても高くなります(もちろん、その商工会議所の担当者と
知り合いになっているというのが前提条件ですが)。
また、補助金セミナーは、その後の仕事につながりやすいという、メリットもあります。
補助金セミナーでは、「補助金の概要について」「申請方法」「採択されやすい申請書を
作成するためのコツ」といった内容になります。
セミナー内でどれだけ細かく説明しても、
「どうしても自分ではできない」
という経営者は必ずいます。
そんな経営者に対し、
「今回の補助金申請のお手伝いをしますよ」
と伝えると、そのまま業務依頼につながるパターンに結構なるのです。
商工会議所でセミナーをすることで、業務依頼につながるのなら、とてもうれしいですね。
概算要求案をいち早くチェックして、補助金セミナーの企画書を作成されることを、
是非、お勧めします。
商工会議所で補助金セミナーをしなくても、補助金情報をいち早く入手し、
それを、知り合いの経営者に教えてあげれば、そのまま業務依頼につながることは、よくある話です。
しかし、補助金の申請だけで終わってしまうと、とてももったいない。
補助金申請のサポートを、顧問先獲得につなげるしかけを作っておく必要があります。
そんな、補助金サポート先を顧問先にするためのヒントについて手に入ります。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
(東京) 9月12日(火)、13日(水)、19日(火)、20日(水)、22日(金)
(大阪) 9月14日(木)、15日(金)、26日(火)、27日(水)、10月12日(木)
※10月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください