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的確な融資のアドバイスをしようと思えば、金融機関のことを熟知している必要があります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「融資に強い士業・コンサルタントになる方法」セミナーで受講者が
「えっ、そうなの?」
という意外な反応を示すテーマがあります。
それは、
「税理士の方々は、実は融資に強い人は少ない」
というくだりです。
詳しくお話ししましょう。
以前、【銀行融資を3倍引き出す! 小さな会社のアピール力】という
地域密着型金融機関とのつきあい方について解説した本を出版したときに、
中小企業の経営者100人にインタビューしました。
そのときに、尋ねた質問の一つが
「融資を申し込む際、金融機関に依頼する前に、社長は、まず誰に相談しますか?」
というものでした。
一番多かった答えは、「誰にも相談しない」。
二番が「税理士」。三番が「他の経営者」でした。
「誰にも相談しない」人は、全体の7割強で、その方たちに、
「何故、誰にも相談しないのですか?」と聞いたところ、
「相談できる相手がいないから」と答えがほとんどでした。
みなさんもそうでしょうが、私も疑問に思い、
「税理士さんには相談しないのですか?」
と尋ねたところ、多くの経営者から
「以前、融資に関する相談したことがあるが、的確なアドバイスをもらえなかったので、
「聞いても仕方がない」と思って、それ以降は相談しなくなりました」
と返ってきました。
税理士さんも気の毒です。
経営者から
「税理士だから融資に強いだろう」
と勝手に期待され、
相談時に的確なアドバイスが出来なかった場合、
「税理士なのにそんなことも知らないなんて」
と勝手に失望されるのですから。
多くの方々が勘違いしていることの一つに、
「多くの税理士の方々は融資に強くない」
という事実があります。
金融機関のことを熟知していないと、融資に関しては的確なアドバイスができません。
あやふやな知識で、経営者にアドバイスをし、その結果、逆効果になってしまった事例を、
数限りなく見てきました。(その後片付けが私の役割でした)
金融機関出身の税理士なら、昔、所属していた場所ですから、当然、熟知しています。
金融機関出身でなくても、
「税理士は金融機関に同行するのも仕事のうちだ」
と考えて実行している税理士は、場数を積んでいるので、やはり熟知しています。
しかし、数としてはそんなにいません。
税理士さんたちに、
「本当に的確な融資のアドバイスが出来る税理士さんって、100人いたら、何人ぐらい?」
と聞くと、多くのの税理士は、
「2~3人ぐらいでは?」
と言われます。
税理士も、他の士業と同じぐらい、金融機関については熟知している人が少ないのです。
ただ、税理士の方々も、例え融資について詳しくなくても、ほとんどの方は、
クライアントの役に立とうとする方なので、自分の周りにいる「融資に詳しい人」に尋ねて、
クライアントに応えようとします。
だから、「融資に強い人」になることで、税理士からの相談が来るようになります。
「相談件数は案件数に比例し、案件数は顧客数に比例する」という、
【士業のための顧客獲得の法則】があります。
このように、相談件数が増えれば、結果的に、
顧客数に反映されるようになるので、そういった相談を受けられる存在になれば、
顧客獲得は楽になると思います。
中小企業の経営者に対して、
「スムーズなお金の借り方」
についてアドバイスすることができれば、アドバイスした経営者からも、
その経営者を通して、知り合いの経営者からも頼りにされるようになります。
そんな、融資に強い専門家になるためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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