創業者支援を行う士業・コンサルタントが身につけておくべき必須アイテム
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
政府の提唱している「日本再興戦略では、開業率の目標を10%台としています。
国や地方自治体の創業者支援に関する積極的な取組の効果か、
平成27年は5.2%、平成28年は5.8~5.9%まで開業率は上昇しました。
その所為なのか、最近、創業融資に関する相談が頓に増えています。
創業者支援は本当にやり甲斐のある仕事です。
それ故に、創業者支援を行っている士業・コンサルタントが、増えてきました。
しかし、創業者を支援するには、リソースが不足していると思われる
士業・コンサルタントの方も多々見られます。
創業者支援をする力のない専門家に当たった創業希望者は不幸です。
せっかく夢をかなえる為に、創業しようとしているのにもかかわらず、
ダメな専門家に当たったせいで、自らの夢を砕かれるのですから。
今回は、創業支援をする士業・コンサルタントが身につけておくべき7つのリソース
についてお伝えします。
創業支援をする士業・コンサルタントが身につけておくべきリソースとは、
1.創業融資に関する知識
2.日本政策金融公庫担当者とのパイプ
3.創業者向け公的支援施策に関する知識
4.事業計画作成に関するノウハウ
5.集客・販促に関する知識・ノウハウ
6.専門家人脈
7.周知手段
の7つです。
1.創業融資に関する知識
創業者が一番苦手としているのが、「創業に必要な資金をどう調達するのか」です。
創業者は、そのほとんどが、それまでサラリーマンをしていた人たちであり、
事業性の資金を借りた経験がありません。
なので、創業融資に関しての相談を、一番求めています。
そのため、創業融資に関する知識は絶対に必要となります。
創業融資に関しては、「日本政策金融公庫の創業融資制度」「地方自治体の創業融資制度」
「民間金融機関の創業融資制度」に関する知識は、最低限、説明できるようになっておく必要があります。
2.日本政策金融公庫担当者とのパイプ
創業者が飛び込みで公庫に融資を申し込むのと、公庫にパイプのある専門家を通して
融資を申し込むのとでは、全然結果が違います。
公庫にとっても、飛び込みで創業融資を申し込む人というのは、よくわからない人です。
最初は警戒しています。
警戒された状態で話を聞いてもらっても、こちらの言い分を100%信じてもらえません。
なので、ビジネスを理解してもらうのに時間がかかったり、
希望の結果が出なかったりすることはよくあります。
しかし、公庫にパイプのある専門家を通して申し込むと、公庫にとっては、
安心して、創業者の話を聞くことができます。
パイプのある専門家が紹介していることで、警戒する必要がないからです。
また、紹介者の顔があるため、融資案件を無碍に扱うことはありません。
だから、融資が通りやすいのです。
日本政策金融公庫担当者とのパイプがひとつあれば、
創業者が、その支店のテリトリー外であっても、取り扱ってくれます。
懇意にしている担当者が一人いるだけで、創業融資サポートは、とても楽になります。
3.創業者向け公的支援施策に関する知識
国や地方自治体では、創業者支援に関する施策がとてもたくさんあります。
例えば、地方自治体によってもかわりますが、「特定創業支援事業者」として認定されれば、
「株式会社、合名会社、合資会社又は合同会社を設立する際の登録免許税を2分の1軽減」
「無担保、第三者保証人なしの創業関連保証の枠が1,000万円から1,500万円に拡充」
「創業1~2カ月前から対象となる創業関連保証が事業開始6ヵ月前から対象」
「日本政策金融公庫の新創業融資制度の自己資金要件が充足しているものとみなされる」
といったメリットがあったりします。
ある地方自治体では、この「特定創業支援事業者」として認定された場合、
「創業融資に関する利息(1.6%)と保証料(1%)が全額、当該地方自治体が負担」
という、とんでもない制度があるぐらいです。
それ以外にも、「創業補助金」「創業助成金」等の制度や、
「1年間は家賃半額補助」といった制度もあります。
こういった公的支援制度を教えてあげるだけでも、創業者の負担はかなり楽になります。
創業融資の中で一番借りやすいのは、「日本政策金融公庫の創業融資制度」です。
創業者の多くは、日本政策金融公庫を利用しています。
また、公庫も積極的に創業融資を取り扱っているので、話も早いです。
公庫の創業融資のサポート自体は、そんなに難しくありません。
必要な知識を押さえていれば、すぐにでもサポートできるようになります。
そんな日本政策金融公庫の創業融資をサポートする為に必要な知識を身につけることができる
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<内容>
1.日本政策金融公庫ってどんな金融機関?
2.創業時に融資を受けるならどの金融機関にすべきか?
3.日本政策金融公庫で融資を受けるためにどんな書類を作る必要があるのか?
4.融資を受けられない方はどんな人?
5.◯◯をすると日本政策金融公庫の担当者に嫌われる?
6.日本政策金融公庫からお金を借りて、半年以内に信用金庫からお金を借りる方法とは?
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