この助成金、ものづくり補助金に採択された方も申請できます
(うまくいけば、ダブルでもらえます)。
国や地方公共団体だけでなく、民間にも助成金を出しているところはあります。
三菱UFJ技術育成財団は、技術指向型の中小企業の新技術、新製品等の研究開発に対する
助成金の交付事業を行っています。
それが、「研究開発助成金事業」です。
この助成金のすばらしいところは、3つあります。
(「いいところ」ではなく、「すばらしい」というぐらい、大きなメリットがあるのです)
ひとつは、「他の助成金制度との併願は可能」というところ。
例えば、今回の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に採択された事業でも、
この「研究開発助成金」にもエントリーできます。
上手くいけば、同じ事業で補助金・助成金、両方手に入ります。
(「三菱UFJ技術育成財団」「中小企業庁経営支援部 技術・経営革新課」ともに確認済み)
二つ目は、交付決定と同時期に全額交付してくれるところ。
後で精算するのではなく、交付決定時に、前払いしてくれるのです。
ですので、資金負担が楽になります。
三つ目は、応募件数が少ないところ。
ここ5年間の応募件数は、145件~190件と、少ないです。
特に昨年は、145件の応募しかありませんでした。
「ものづくり・商業・サービス生産性向上補助金」に比べ、競争相手が格段に減ります。
これ、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に応募された企業なら、
是非、応募すべき補助金だと思います。
【応募資格者】
(1) 原則として設立または創業後もしくは新規事業進出後5年以内の中小企業または個人事業者
(2) 優れた新技術・新製品等を自ら開発し、事業化しようとする具体的計画を持っている者
【対象プロジェクト】
現在の技術から見て新規性があるもので、以下に該当するもの
(1) 産業経済の健全な発展と国民生活の向上に資すると認められる新技術・新製品及び関連する
設備・部品・原材料等の開発に関するもの
(2) (1)に準ずるもの
(3) 原則として、2年以内に事業化可能性のあるもの
【助成対象となる費用】
新技術、新製品等の研究開発資金、およびその成果の事業化に必要な資金。
(調査研究費、設計費、設備費、試験費、試作費など)
【助成金額】
助成金額として次のいずれか少ない方の金額
・1プロジェクトにつき300万円以内。
・研究開発対象費用の2分の1以下。
【助成金の交付時期】
交付決定と同時期に全額交付(交付決定時前払い)。
【応募期間】
9月20日(金)~10月20日(日)
【選考基準】
(1) プロジェクトの新規性
(2) プロジェクトの市場性
(3) プロジェクトの実現可能性
(4) 経済・社会への貢献内容など
【応募方法】
財団所定の申請書に必要事項を記入のうえ、下記の添付資料とともに、
財団宛書留又は、簡易書留にて送付
〈添付資料〉
(1)履歴事項全部証明書(申請日の1ヶ月以内発行)
(2)直近期の決算書(作成していれば、営業報告書を含む)
(3)会社経歴書
(4)主要製品(商品)カタログ
(5)プロジェクトの具体的資料
1.特許関連資料
2.学術論文など
3.開発製品の写真・図・ビデオなど
【問い合わせ先・応募先】
公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団
東京都港区芝2丁目4番3号 三菱東京UFJ銀行芝ビル
TEL 03-5730-0338
【詳細】
研究開発助成金事業
http://www.mutech.or.jp/subsidy/
現在募集されている、経済産業省系の主な補助金は、
「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」等です。
補助金情報をいち早く届けることができれば、申請書を準備する時間を確保でき、
それだけ、精緻な申請書を作成することができます。
そうなると、採択の確率も上がります。
そんな補助金の情報をいち早く獲得するためのヒントが手に入ります。
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