- 2018-9-3
- 補助金・助成金
- ものづくり補助金, 助成金, 小規模事業者持続化補助金
平成31年度も「小規模事業者持続化補助金」の募集は、ありそうですね。
※追記:2019年5月2日
●【募集開始】平成31年【小規模事業者持続化補助金】(2019/04/26)
※追記:2019年4月2日
●【平成31年「事業承継補助金」の募集が開始されます】(2019/04/02)
●【無料動画:採択率98.9%の「ものづくり補助金」採択のポイント】(2019/03/05)
※追記:2019年2月20日
●【ものづくり補助金 申請のポイント(1)】(2019/02/20)
●【緊急告知】平成31年ものづくり補助金の公募が始まりました(2019/02/19)
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
8月31日(金)に、経済産業省来年度予算の「概算要求」が公表されました。
[blogcard url=”http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/index.html”]
平成30年度予算案と平成31年度概算要求案を比較し、「平成31年度に募集される補助金」について
予想しました。
平成31年度概算要求案で、明確に記載されている補助金については、
【募集される補助金】として、
明確には記載されていないが、平成30年度の同様の予算を要求している事業の補助金については、
【募集される可能性が高い補助金】として、
平成30年度の予算案で計上されていたが、平成31年度概算要求案では要求されていない事業や、
平成29年度補正予算に計上されていて、平成31年度概算要求案で要求されていない補助金については、
【募集されるかどうか不明の補助金】として、
それぞれ解説しています。
今年度の補正予算案で、新たに募集する可能性もないとは言い切れませんので、
この分析内容が100%正しいとは言いかねますが、現時点での分析内容をお伝えさせていただきます。
1.ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金
「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」として、100億円要求しています。
今年は、平成29年度の補正予算で、1,000億円計上していましたが、
予算規模が10分の1となってしまいました。
ただ、平成30年度の補正予算で、上乗せがあるかもしれませんので、一概には言えません。
それが無い場合、来年の「ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金」は、
狭き門になる可能性が高いです。
(参考)今年の「ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金」サイト
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/29mh_2koubo20180803.html
2.自治体連携型持続化補助金
「地方公共団体による小規模事業者支援推進事業」として、新たに10億円の予算を要求しています。
昨年は、「小規模事業対策支援推進事業」で「小規模事業者持続化補助金」の募集を行うことを
明記していました。
その後、平成29年度補正予算において、「小規模事業者支援パッケージ事業」で120億円確保し、
実施されました。
平成31年度は、「自治体連携型持続化補助金」ということで、運営方法が少し変わるかもしれません。
今までは、日本商工会議所に申込みをすることになっていましたが、
来年は、各都道府県に事務局ができるのではないかと予想されます。
地元に貢献出来る事業計画の作成が必要になるかもしれません。
(参考)今年の「小規模事業者持続化補助金」サイト
http://h29.jizokukahojokin.info/
3.事業承継補助金
平成29年度補正予算にて、「事業承継・世代交代集中支援事業」50億円の予算がつきました。
平成31年度も、同じ「事業承継・世代交代集中支援事業」で45億円の予算を要求しています。
今年募集された「事業承継補助金」と、同じような内容になる可能性は高いです。
(参考)今年の「事業承継補助金」サイト
https://www.shokei-29hosei.jp/
【募集される可能性の高い補助金】
1.ふるさと名物応援事業補助金
平成30年度は「ふるさと名物応援事業」として、16億円の予算が計上されていました。
31年度概算要求案では、「国内・海外販路開拓強化支援事業」に統合され、
「地域産業資源活用・農商工等連携事業」として名前を変えて募集されています。
(参考)今年の「ふるさと名物応援事業」詳細
http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2018/pr/ip/chuki_16.pdf
【募集されるかどうか不明の補助金】
1.海外展開戦略支援事業補助金
平成30年度では「中小企業・小規模事業者海外展開戦略事業」にて、20億円の予算を確保していました。
平成31年度の概算要求においては、事業名が「国内外販路開拓強化支援事業」と名を変え、
27億円要求していますが、「海外展開戦略策定支援」が無くなっています。
来年は募集されないかもしれません。
(参考)今年の「海外展開戦略支援事業補助金」サイト
http://www.smrj.go.jp/sme/overseas/strategy/index.html
2.創業補助金
平成30年度では「地域創業活性化支援事業」にて、6億円の予算を確保していました。
平成31年度の概算要求においては、事業名が「地域創業機運醸成事業」と名を変え、
5億円要求しています。
しかし、平成31年度のPR資料には「地域創造的起業補助金」の記載がありませんでした。
なくなる可能性が高いのではないかと予想します。
(参考)今年の「地域創造的起業補助金」サイト
http://www.cs-kigyou.jp/
以下の補助金については、平成30年度予算には計上されていませんでしたが、
平成29年度補正予算で計上されていた補助金です。
全て、平成31年度概算要求において、要求されていませんでした。
平成30年度補正予算において、計上される可能性が高いのではないかと、個人的に思っています。
12月ぐらいに、平成30年度補正委予算案が公表されると思いますので、
そのときに計上されていないのであれば、
なくなる補助金になると思います。
3.IT導入補助金
(参考)今年の「IT導入補助金」サイト
https://www.it-hojo.jp/
4.経営改善計画策定支援補助金
(参考)「経営改善計画策定支援事業」詳細
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/kaizen/index.htm
5.早期経営改善計画策定支援補助金
(参考)「早期経営改善計画策定支援事業」詳細
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/2017/170510kaizen.htm
6.省エネルギー投資促進に向けた支援補助金
(参考)今年の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」サイト
https://sii.or.jp/cutback30/overview.html
以上が、来年度もしくは本年度の補正予算に関する補助金の予想です。
12月になると、正式な予算案が公表されますので、そこで、答え合わせをしたいと思います。
あくまでも、ヒガシカワの独断による予想ですので、間違うこともあります。
あらかじめご了承願います。
また、各補助金の詳しい内容につきましては、経済産業省の
「平成31年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望について」
http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2019/index.html
のページで「平成31年度概算要求のPR資料」が公表され次第、お伝えさせていただきますので、
もうしばらくお待ちください。
来年募集される補助金情報を今から伝えて、準備するようにアドバイスすれば、
クライアントが準備できる期間は、通常よりも長くとることができます。
補助金が募集されてから、あわてて準備をしても、泥縄的なものになってしまい、
採択される確率は下がります。
万全を期しての補助金申請をサポートすることで、採択される確率を高くすることができます。
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