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リスケ先だから、融資してもらえないという時代は終わりました。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ごく一部の例外を除いて、一般的には、金融機関は、リスケを行っている企業に対して、
融資を行いません。
しかし、最近はリスケ先に対する融資に対して積極的に取り組む金融機関も出てきています。
以前にも紹介しましたが、10月19日(金)の日経新聞の
「中小企業向け融資、リスク恐れず 「保証付き」バブル期以来の低水準」
の記事の中に、
「うちは3カ月延滞していても融資します」。
大手信用調査会社によると、ある関東の地方銀行は地元の信用金庫への返済が
3カ月滞っていた中小企業に、信用保証なし融資での借り換えを持ちかけて実行した。
と書いてありました。
このように、目利き力を発揮し、リスクをとるスタンスの金融機関も現れています。
実際に、金融機関の担当者向けの雑誌である
「近代セールス11月1日号」では、
「金融機関の急務!ミドルリスク先の本業支援」
という特集も組まれています。
この特集の中で、飛騨信用組合 黒木正人専務理事が書かれた
「アプローチの前に押さえておきたい
ミドルリスク先の定義と支援対象先を見極めるポイント」
という記事を読めば、リスケ先にも積極的に融資をしようとしている金融機関が現れている理由も
理解いただけると思います。
(1)借入過多だが、本業の収益力はある企業
(2)全体として赤字だが、特定の部門に優良企業がある企業
(3)成長産業だが、利益率が低い企業
(4)内部留保が少なく財務状況が弱いが、知的資産がある企業
(5)事業承継が課題となっている企業や小規模・零細企業
といった、リスケ先やリスケ予備軍の企業に対して、
どのようにアドバイスをすればよいかというヒントも、この記事から学ぶことができます。
実際、リスケ先から、今後、どうしていけばよいかという相談を受けたときには、
この記事の内容が大いに役立つと思います。
「実例で学ぶ!取引先の課題に合わせた本業支援・経営改善の事例集」
という記事では、
(1)商品力はあるものの営業力が弱い印刷会社
(2)商品開発力が弱く過去のヒット商品に依存している玩具メーカー
(3)ターゲットとする客層と商品がマッチしていない雑貨小売店
(4)売上重視の受注を続けており利益が上がらない金属部品商社
(5)IT化が進んでおらず作業効率が悪い倉庫・物流業者
(6)スペースの使い方が悪く作業効率が悪い宿泊業者
(7)受注管理のノウハウがないネット通販を手がける食品加工業
(8)人手不足で採用活動を行うものの人が採れない建設業
(9)社長が社員に仕事を任せられず管理職不在の農業法人
(10)借入本数・取引金融機関が多く資金繰りが忙しい飲食業者
(11)資金繰りに窮し証書貸付で借換えを繰り返す自動車販売業
(12)回収不能の役員貸付金・未収入金があり実態は債務超過の海運会社
(13)社長が個人資産を貸し資金繰りをしのいできた制御盤製造業
という、よく相談されるような支援事例が解説していますし、
「社長の声に即応える!ワンポイント経営改善アドバイス」
という記事では、
(1)できるだけコストをかけずに自社のホームページを作りたい
(2)口コミサイトなどで店舗の利用客に良い評価を書いてもらいたい
(3)新商品を開発中だが試作品について消費者の反応が知りたい
(4)移転・新規出店を考えており進出したい地域の情報が欲しい
(5)コンサル料を支払って経営支援を受けているがその効果が分からない
(6)商品が売れるようなアイデアはないの?どうやって探すの?
(6)働き方改革があり仕事をなかなか増やしづらい…
といった、今すぐにでも使えるアドバイスを解説しています。
この近代セールスは、金融機関の方が読む雑誌ですが、読んでいない担当者も少なくありません。
金融機関とリスケ交渉するときに、この特集の内容を踏まえて話をすれば、
「本業支援と金融機関に詳しい専門家」
と一目置かれるようになりますよ。
今、金融機関は、本業支援のできる専門家を、積極的に取引先に紹介しようとしているので、
金融機関に一目置かれるような存在になることができれば、紹介に繋がるケースも増えてくると思います。
リスケ先の借入を、他の金融機関に借り換えることで、その企業は「正常先」に戻ります。
「正常先」になると、新たな借入を行うことも可能になり、
資金繰りが改善することもよくある話です。
しかし、何もしなければ、リスケ先の借入を肩代わりするような金融機関は現れません。
そんな、リスケ先を正常先に変えるために必要な知識・ノウハウについてのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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