- 【オンライン】
- 2024年11月27日(水)・12月9日(月)・12月23日(月)・1月10日(金)・1月24日(金)
- 【東京】
- 2024年12月2日(月)・12月18日(水)・1月15日(水)・1月27日(月)
- 【大阪】
- 2024年11月28日(木)・12月5日(木)・1月8日(水)・1月23日(木)
ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある中小企業診断士の会員より、起業したばかりの経営者に対するアドバイスについて質問をいただきました。
東 川 「創業者支援はやりがいのあるお仕事ですね。がんばりましょう!」
質問者 「はい、1ヶ月に1回、合計3回の予定です。が、どのように支援をしたらよいのか、何を教えるべきか悩んでいます」
こんにちは、ネクストフェイズ編集部(以下、編集)です。創業者に対しては、何から指導していいか迷いますよね。
質問者 「日本政策金融公庫で創業融資を受けています。だから創業計画書はあるんです」
東 川「だったら、まずはその計画書どおりに進んでいるかのチェックから始めましょう」
質問者 「もし計画書どおりに進んでいなかったら?」
東 川「まずは原因の分析。そして、その原因をふまえて来月までにしておくべきことを一緒に考えましょう。そして、もしその方の事業計画書に月次の収支計画がない場合は…」
東川は次のようなアドバイスを行いました。
…だそうです。これで依頼どおり3ヶ月分のコンサルティング内容。なるほど、PDCAですね。
東 川 「創業者がぶつかる壁の多くは、思ったように売上が上がらないことです。そこで売上を増加させるためにすべきこと、つまり販売促進方法について具体的に支援してさしあげましょう」
質問者 「でも私、この方の業界に詳しくないんです…」
東 川 「心配いりません。その業種の効果的な販売促進策を、あらかじめ徹底的に調べておくんです。まずは現場に足を運ぶ、同業者の知り合いがいたら話を聞きに行く、同業者を顧客に持つ士業仲間にアイデアをもらう、ネット検索する、業界誌を読む…。そこで得た内容をお伝えするだけでも喜んでもらえると思いますよ」
さて編集はこの話を聞いて、日本政策金融公庫での創業融資について、不思議に思ったことがあります。
東 川「実は創業計画書に月次収支計画は含まれていなくて、添付も必須やないねん」
編 集「知らなかった…。月次計画がなくても借りられることがあるんですね」
東 川「もちろん添付した方が借りやすいんだけれど、士業さんでさえ、創業融資を手伝った経験がなければ、こういう細かいことまで知らない方が多い。だからいちど、きちんとしたレクチャーを受けておいたらいいと思うんや」
編 集「あっ、わかりましたよ。社長はコレ↓が言いたいのですね」
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
東 川「それもあるけど創業融資のお手伝いって、やりがいだけでなく、自分も多くを得ることができるんです」
ほほう、詳しく聞きましょう。
東 川「相手は起業したばかり、エネルギーに満ちています。あれやりたい、これやりたいと夢が広がっていく人と話しながらその夢をお手伝いしたら、喜んでもらえるだけでなく、こちらも元気になれるでしょ。自分の仕事がルーティン作業に陥っていないかハッと立ち止まらせてもらえたり、それをきっかけに日々の仕事をリフレッシュさせようとか思えたりするんや。これはすでに独立した士業にとって、とても貴重な機会なんやで」
編 集「そうなんですね」
東 川「それに、うまく軌道に乗せてさしあげることができれば、この中小企業診断士さんも今後のコンサルティング契約に繋がるかもしれませんし」
編 集「なるほど」
東 川「税理士は顧問契約が基本メニューにあるけれど、診断士や行政書士と顧問契約する習慣って一般的にはないでしょ。そういう意味でも、診断士や行政書士さんには、まだ経験の少ない経営者1年生に対する創業融資サポートに強くなってほしいんです」
ということで、あらためて「融資に強いFP・士業になる方法セミナー」のお知らせ↓です。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
© 2019 株式会社ネクストフェイズ