- 2014-6-12
- 銀行紹介
- 信用組合, 信用金庫, 第二地銀, 金融機関とのつきあい方
事業を行ううえで、どの金融機関を選ぶかはとても重要です。
こんにちは、ネクストフェイズのヒガシカワです。
間違った銀行を選んでしまうと、メリットが全くありません。
時間だけを無駄にすることになります。
中小企業がつきあうべき「おすすめの金融機関」についてお話ししましょう。
まず、考えるべきは「どんな目的で銀行とつきあうのか」ということ。
銀行によって、享受できるメリットが変わってくるからです。
決済用/入出金の口座がほしい
「決済用の普通預金口座を作る」なら、
店舗網の多いメガバンクや大手地方銀行、ネット銀行がお勧めです。
店舗数が多ければ無料で入出金ができる場所も多くなるため、
入出金を頻繁にする場合は上記金融機関を選ぶべきでしょう。
融資をしてほしい
「融資をしてほしい」なら、地元の金融機関を選びます。
もしあなたが年商50億円の会社を経営しているなら、メガバンクでも大事にしてくれます。
10億円~50億円の会社を経営しているなら、地方銀行でも大事にしてくれます。
しかし年商が5億円以下なら、
地元密着型金融機関といわれている、
「第二地方銀行」「信用金庫」「信用組合」との取引をお勧めします。
会社の規模にはあまり見合わないと思われる大手銀行と取引をしても、
銀行側から見れば規模が小さくて取引をするメリットがなく、
ぞんざいに扱われることが多いからです。
都合のよいときにはちやほやしてくれますが、都合が悪くなるとすぐ切り捨てられる。
そんな危険が潜んでいますので、
融資取引を考えている場合は、
自社の規模に見合った金融機関とおつきあいするべきです。
つきあう銀行・つきあわない銀行を店頭で見分けるチェックポイント×3
銀行を選ぶ際は、応対の仕方をよく観察してください。
店頭の待合いロビーに座って数分もすれば、その銀行・支店の雰囲気は見えてきます。
チェックポイントは、3つあります。
①窓口の応対
②窓口の後ろの事務員とその後ろにいる男性社員の動き
③職員同士の会話の雰囲気
①窓口の応対が悪ければ長くつきあっても不快になるだけですから、
つきあいは避けておくべきです。
②窓口の後ろの事務員とその後ろにいる男性社員の動きが鈍ければ、
その支店の事務処理能力が低いことになります。
事務処理能力が低いと何かとトラブルがおきやすいため、避けておきましょう。
③職員同士の会話の雰囲気が悪ければ、
その支店はよどんでいる、報告・連絡・相談が少ないと考えて間違いなく、
とくに融資をお願いする場合は、避けておいたほうがよいです。
風通しの悪い支店は、融資についても積極的に対応しないことが多いからです。
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