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認定支援機関を取得することで、融資に有利に働きます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある中小企業診断士の会員より、日本政策金融公庫からの借入について質問をいただきました。
●自分自身が銀行からの借り入れ経験がないこと
●これからホームページや名刺などのデザインを強化したいことから
銀行から融資を受けてみようと考えています
他に代えがたい経験になりますよ
それに、サイトや名刺など
自分のブランディングに役立つ資金は
これからの士業に必要な投資です
お付き合いを始めてから融資実行まで
少し時間がかかるということでしたので
最初は日本政策金融公庫にしようと思います
初めての融資にはおすすめの金融機関です
この場合、日本政策金融公庫にお願いして融資を受けることは
できますでしょうか?
通常の融資は独立からの期間は関係ありません
通常融資として申し込まれてはいかがでしょうか?
ああ、そうだ
もし新たなサービスを開発されるのでしたら
「中小企業経営力強化資金」で申請するといいですよ
2千万円までなら
担保も、法人代表者の保証も不要なんです
※2021年12月現在
経営力強化資金における保証人免除制度はなくなりました
認定支援機関の押印が必要です
事業計画の作成等で
認定支援機関に手伝ってもらわなければなりません
でもAさんが認定支援機関を取っておられるなら
ご自身の押印でもOKです
日本政策金融公庫のサイトから
ダウンロードできるようですが
まずは日本政策金融公庫の窓口に行って相談したほうが
よいでしょうか?
必要書類は公庫のサイトからダウンロードできますが…
一度は、公庫に訪問されることをおすすめします
かならず面談があります
通常、士業の場合、面談の場所はその事務所になります
事業実態がきちんとあるかどうかを確認するためです
独立から7年も経っているのですから
でも私、とくに事務所を設けておらず…
面談場所は公庫の支店なんですよ
聞かれたことをスムーズに説明することができれば
融資してもらえる可能性が高くなります
しかし…
面談の際にあがってしまうと
スムーズに質問に答えることができません
場慣れするという意味で
一度は公庫の支店の雰囲気を感じていた方がいいと思います
結論から言うと
「ご挨拶として100万円でいかがでしょう」
という回答でした
中小企業診断士と名乗ると最初は冷淡な反応でした…
でも「認定支援機関の研修を受けて、近々登録予定」
という話をしたら反応が変わったんです!
こういうとき「も」
モノいう存在なんですよね
先方も「是非お客様を紹介ください」と態度が変わり…
あとで融資申込書と会社概要を記入してファックスすれば
1週間後くらいに面談をセットしてくれることになりました
希望額は200万円と伝えたところ
間を取って150万円で融資申込書を書くということで
担当者のOKをいただきました
いかにも手堅い金融機関らしいところですね(笑)
でも、よい選択ですよ
先方から「ご挨拶として」と言ってもらえて
気が楽になりました
もう大丈夫!
融資額の受け皿となる口座を作りに
地元の信用金庫に行ってきます
口座を作ったら
日本政策金融公庫から融資してもらったお金で
定期積金をしようと思います
普段は便利に使っているけれど
いざというとき貸してくれなさそうな
都市銀行の口座に着金させたのでは
もったいないですしね
地元の信用金庫に着金させて
その信用金庫で定期積金としてコツコツ貯めてください
コツコツの姿勢が
今後の信頼にかならずつながりますから
金融機関からお客を紹介してもらおうと思った場合、重要なのは、「金融機関とのパイプを作る」こと。
金融機関とのパイプを作るのに手っ取り早いのは、「自らがお金を借りる」こと。
自らお金を借りることにより、自分の「メインターゲット」や、「強み」「おもに提供しているサービス」を知ってもらうことができるからです。
また、面談を重ねることで、担当者との関係性も深めることができます。
そんな、士業が融資を申し込むために必要な知識を得るためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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