金融機関が顧客に士業を紹介するときは、たいてい、一人だけではなく、複数の方を紹介します。
一人だけを紹介すれば、その士業が顧客と相性が合わなかった場合はクレームになるからです。
複数を紹介すれば、その中から選ぶのは顧客なので、後でクレームになりません。
そんなときに、選ばれる人と、選ばれない人ははっきりと分かれます。
今回は、競合になったときに、選ばれない士業と選ばれる士業はどこがちがうかについて説明します。
選ばれない士業 10の特徴
1.話しを聞く割合より自分が話す割合が圧倒的に多い
2.自分ができること(機能)をアピールする
3.プロフィールが経歴の羅列になっている
4.報酬の安さをアピールする
5.面談を1回のみで終わる
6.相手のことをあらかじめ調べない
7.見せる資料を用意しない
8.資料がわかりにくい(字ばかり)
9.選ばれなかった理由を聞かない
10.紹介者との関係性が薄い
選ばれる士業 10の特徴
1.相手の話をまず聞いている
2.つきあった場合の相手のメリットをアピールする
3.プロフィールにストーリーがある
4.サービスの質をアピールする
5.もう一度、会う段取りをつける
6.相手との共通点を見つける
7.相手の情報をあらかじめ調べておく
8.わかりやすい資料を用意している
9.選ばれなかったときに、その理由を聞いている
10.紹介者に「○○と言って紹介して」とお願いしている