- 2019-9-6
- スモールM&A・事業再生
- 中小・零細企業のM&A, 事業承継, 士業のビジネスモデル
士業にとって、スモールM&Aには、将来性とやり甲斐があります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
先週のブログ
「税理士、診断士、社労士、司法書士、行政書士… それぞれの中小企業M&A」
で、弊社の編集から、
「東京・大阪で計4回行ったスモールM&Aノウハウ入門講座、大盛況でした。
弊社代表・ヒガシカワは何度もこのセミナーを聞いているのですが、
そのたびに、本当に毎回、
「自分も小規模企業のM&Aを手がけたい」だの
「コンサルタントとしての腕が鳴る」だのと大熱狂します。
おかげで事務所は ちょっとうるさい です」
と書かれてしまいました。
しかし、講座を聴けば聴くほど、
スモールM&Aコンサルタントの「将来性」と「やり甲斐」を強く感じます。
それを多くの士業・コンサルタントに知ってもらいたいので、今回は、
「スモールM&Aコンサルタント10のメリット」についてお伝え致します。
本当は10個どころではないのですが、あえて、10個を選んでみました。
経営者の多くが抱える重要課題である
50代、60代の中小企業経営者が集まる会に行ったときの話題TOP3は、
「健康」「従業員に対する愚痴」「後継者問題」
です。
この中で一番解決しづらいのが「後継者問題」であるため、それに対しての答えを持っていると、
非常に重宝され、いろいろと相談されるようになり、経営者との距離が縮まります。
国の中小企業庁施策 「一丁目一番地」
中小企業庁が、この「後継者がいない中小企業の事業承継問題」を最も重要視し、お金をかけています。
その為、今後は金融機関も、事業承継サポートについて積極的に取り組むようになってきています。
コンサルタント本業とのシナジー効果が高い
例えば、本当に「会社を売りたい」という話になったときには、
当然、決算書を普通に預かることができますし、
「何が課題になっているのか」深く見ていくことによって、
すぐに会社を売却しなくても、今、会社の価値を高め、
より高く売却できるようにすることを提案することで、
2年~3年のコンサルティング契約を結ぶことができます。
小規模に対応できる実務家が、まだまだ少ない
「マッチングサイトの社員」や「金融機関の方」といったM&A市場へ参入するプレーヤーは
どんどん増えていますが、「スモールM&A」の経験者は、とても少ない状況です。
「M&Aアドバイザー」と名乗って活動している専門家は、そんなにいませんし、
いたとしても、実務をこなせる専門家は、より儲かるであろう「大きい案件」に言っています。
これから、数多く発生するだろう中小企業のM&A案件に対して、
まだまだ実務者が不足している状況がしばらく続きます。
投資家、業績良好企業、富裕層との接点が格段に増える
「M&Aセミナー」を開催すると、「買い手」の方々が、どんどん集まります。
投資家や業績好調企業、富裕層の多くが「買い手」となるため、それらの方々との接点は、
格段に増えます。
一方で「売り手」となった企業も、その売却資金を元に「買い手」に回ることが少なくなく、
一度、M&Aのサポートをすると、その後、何度もリピート依頼が舞い込んでくるようになります。
小規模なら実績をつくりやすい
大手のM&A会社においては、フィーが高いので、一人の担当者が1年に1件、案件を成約すれば
十分なのです。それを狙っている業界なのです。
大きなM&A案件については、競合が激しいため、個人で参入するのは、なかなか難しいです。
しかし、小規模のM&Aとなると、早ければ1~2ヶ月で実績を作ることができます。
「スモールM&Aアドバイザー養成講座」を受講して、専門家として活動を始めた中小企業診断士は、
1年間で11件の案件をこなしました。
これは、超ベテランの域になります。
ということで、小規模M&Aは、早期に実績をつくりやすいのです。
飽きない商いである
一つのビジネスを続けていくと、どこかで、その業務に対して飽きがきます。
しかし、小規模M&Aのサポートに関しては飽きることがありません。
なぜなら、業種を変えていくことでいくらでも、違う経験ができるからです。
業種を変えることで勉強の連続です。
小規模M&Aに取り組むことで、コンサルタントとして、絶えず成長し続けることができます。
業種とエリアを絞ることで、まだ第一者になれる
M&Aの実務家においても、業種を絞り込んで取り組んでいる実務家は少ないです。
業種を絞り込むメリットはたくさんあります。
まず、業種に特化することで、その業種においての第一人者として見てもらえます。
デューデリジェンスを行う場合でも、同じ業種を見続けていれば、見るべきポイントが、すぐにわかるため、
効率的に業務ができます。
また、経験効果が働くことから、より精度の高いサポートが短時間でできるようになります。
経営について、深く広い知識を得ることができる
M&A案件を扱うことで、経営者から学ぶこともたくさんあります。
一つのM&Aを扱うことによって、その業界の知識も身につきますし、
その業界特有の裏側についても詳しくなります。
違う業種の案件を扱えば、深くて広い知識も手に入ります。
小規模であれば、投資家にもなれる
小規模M&Aをサポートした専門家が10人いると、そのうち2・3人は、投資家になっています。
サポートしていると、案件の中でも「良い」ものがあります。
それを売却するお手伝いをするよりも
「自分が買いましょうか」
と言って、実際に購入される専門家もいらっしゃいます。
自分で買って、その事業を磨き上げた上で、より高値で売却するということを
繰り返されている方も少なからずいます。
いろいろな士業の中でも、公認会計士の方は、その割合が多いです。
中小企業をサポートする専門家として活動していく上で、これだけのメリットがあれば、
「しないという選択肢」は、ないのではないかと思います。
たずさわることで、自らを成長させることができ、将来的にも不安を感じないだけの案件獲得方法や
ノウハウを知ることができれば、一生もののスキルになっていくでしょうね。
スモールM&Aアドバイザー養成講座2019 概要と申込方法
今回は実務だけでなく、「スモールM&A案件を見つける方法」にも多くの時間を割いています。
これはかなり貴重な話で、というのも2018年に同様のセミナーを行ったときから、案件の発掘方法や業界地図がガラリと変わっているからです。
さすが現場に強い齋藤さん。
それに、せっかく学んだ実務、実践の場で活かしたいですよね。
●開催日時・場所
・【東京会場】2019年9月14日(土)・15日(日) 10:00~17:00 ※終了しました
DAYS赤坂見附 4階 ルームA 東京都港区赤坂3-9-1 紀陽ビル
・【大阪会場】2019年9月28日(土)・29日(日) 10:00~17:00 ※終了しました
サニーストンホテル江坂 北館 大阪府吹田市広芝町10-3
●定員 各回30名
●受講料(税込価格)
・一般 216,000円
・融資コンサルタント協会正会員 162,000円
・前回スモールM&Aアドバイザー養成講座受講者 162,000円
●カリキュラム
・【1日目 (東京)9月14日(土) (大阪)9月28日(土) 10:00~17:00】
第1講 業界サマリー 隣接業界 アドバイザーポジショニング
第2講 売手市場における、スモールM&Aが身近になる理由
第3講 買手市場における、スモールM&Aが身近になる理由
第4講 スモールM&Aアドバイザーに求められる資質
第5講 スモールM&Aの案件発掘方法
第6講 行政機関との連携・活用方法
第7講 ファイナンス等から切り込む案件発掘方法
・【2日目 (東京)9月15日(日) (大阪)9月29日(日) 10:00~17:00】
第8講 スモールM&Aの実務(売手側)
第9講 リクエスト資料・契約書
第10講 スモールM&Aの実務(報酬体系)
第11講 スモールM&Aの実務(フレームワークの活用)
第12講 M&Aの実務(買手側アドバイザー)
第13講 意向表明からクロージングまで
第14講 スモールM&Aの企業価値評価
第15講 PMI (アフターM&A)の重要性
第16講 スモールM&Aの周辺ビジネス
第17講 事業投資系の詐欺防止策
第18講 スモールM&A用語集
第19講 付録:お金と幸福度、人生計画
第20講 最後に・・最も大事なこと
●講師 株式会社つながりバンク 代表取締役 齋藤由紀夫(さいとう ゆきお)氏
●受講特典
1.「スモールM&Aアドバイザー養成講座 参加者グループ」のfacebookグループに参加できる
2.スモールM&A勉強会に参加できる
3.実務に使える16種類の書式・ひな形がもらえる
4.【融資に強いFP・士業になる方法】セミナー無料招待
●申込方法
下記、フォームに必要事項を入力の上、お申し込みください。※終了しました
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=JqOUylTuqs
みなさまのご参加、お待ちしております。