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変わりゆく金融機関への対処法を経営者に教えてあげてください。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
2019年12月18日に金融庁が「金融検査マニュアル」を廃止したことについては、以前のブログ
【7日間限りのお年玉プレゼント】
でお伝えいたしました。
金融検査マニュアルの廃止は、中小企業が資金繰りを考える上において、
とても大きな影響を与えます。
金融機関の融資方針が大きく変わっていくからです。
金融検査マニュアル廃止後の金融機関の動向を押さえておくことで、
経営者が喜ぶような融資に関するアドバイスが出来るようになります。
実は、金融機関の現場においても、金融検査マニュアルが廃止された後、
具体的にどのように行動すればよいのか、具体的にわかっていないところが少なくありません。
金融機関の現場の担当者達が、具体的な行動をするために、参考にしている雑誌があります。
それが「近代セールス12月15日号」です。
「近代セールス12月15日号」は、
「検査マニュアル廃止後の「取引先支援」ノウハウ
企業の将来性を見据えた本業サポート&引当」
という内容で、中小企業の経営者のサポートを行っている
士業・コンサルタントが必見すべき情報が満載です。
これを読むことで、今後、金融機関がどう変わっていうのかを知ることができます。
「近代セールス12月15日号」の内容を紹介すると、
・ディスカッション・ペーパーと営業店の動き方を押さえる
・営業店の担当者は企業の「足元・将来の情報」も重視して支援に取り組もう
・このような取組みで「足元・将来の情報」を収集して企業の支援につなげていこう
・こんな活動していませんか?改めたい「名ばかり本業支援」
・企業のライフステージ別に見る取引先支援の実践ノウハウ
・債務者区分・信用格付けに応じた支援の進め方と引当の考え方
となっています。
特に36ページから41ページに書かれている
「将来の情報も含めた見通しはこのようにヒアリングする!」
を読むと、
「赤字企業や、今よりももっと多くの資金を借りたいと考えている企業」
が、
「どのような情報を金融機関に提供すれば」
で
「融資をしてもらいやすくなるか」
ということが、体系的に把握できるでしょう。
また、52ページから83ページには
「こんな状況にある企業に対してどんな支援を行えばよいか」
というテーマで、企業のライフスタイル別ケーススタディが紹介されています。
どのようなケースが紹介されているかというと、
【創業期】
(1)起業を決めたものの 経営理念や事業計画が固まっていない飲食店
(2)創業2年目で 当初計画の採算見込みと実績にズレが生じている美容院
(3)収支管理が疎かになっている創業4年目のソフトウェア開発業
【成長期】
(4)事業拡大で次の展開に着手しているが既存事業に問題が生じている食品製造業
(5)売上拡大に伴いさらなる成長の一手を模索するペットサロン業者
(6)事業展開や仕入等が複雑化して管理が行き届かない雑貨製造業
【安定期】
(7)若手の採用や中堅・管理職人材の定着・育成が進んでいない建設業
(8)中古設備が多く メイン商品の売上が鈍化している医療材料製造業
(9)売上が伸び悩んでおり新分野への進出を検討している介護業
【低迷期】
(10)都市開発などの周辺環境の変化で来店客が減少している地場スーパー
(11)人手不足のために残業が増え人件費負担が高まっている運送業
(12)業界不況で受注が減っているカバン製造業
【再生期】
(13)2期連続で赤字に陥っている英会話学校
(14)条件変更が続き返済負担が重い金属製品製造業
(15)毎月の資金繰り管理ができていないリスケを行っている衣類卸売業
(16)業績の回復が見込めず廃業を視野に入れている衣料品製造販売業
士業やコンサルタントが、経営者から相談されるよくあるケースについて解説していますので、
これを読むだけで、融資のサポートに関する効果的なアドバイスができるようになります。
この近代セールスは、金融機関の方が読む雑誌ですが、読んでいない金融機関担当者も
少なくありません。
この雑誌を読んで、アドバイスしてあげるだけでも、
「金融機関の実務に詳しい専門家」
という目で見てもらえるようになりますよ。
中小企業を資金面からサポートしたいと考えている士業・コンサルタントにとっては、
必読の書とも言えるでしょう。
金融機関を取り巻く環境が変わったにもかかわらず、中小企業の経営者が、
今までと同じような金融機関とのつきあい方をしていれば、貸してもらいづらくなることは
十分考えられます。
中小企業自体も、金融機関に対するつきあい方を変えていかなければならないのです。
中小企業の経営者の多くは、金融機関との上手なつきあい方を知りません。
融資を円滑に借りられるようにしようとした場合、金融機関との良好な関係作りは
必要不可欠になります。
それを橋渡しできる専門家になることができれば、
今後は金融機関から仕事をどんどん紹介してもらえるようになります。
しかし、どうすれば金融機関と経営者の橋渡しが出来るようになれるのかが、
わからない人がほとんどです。
そんな金融機関と経営者の橋渡しが出来るようになるためのヒントが手に入ります。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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