- 2020-11-16
- 融資サポート
- セーフティネット保証4号, 信用保証協会, 新型コロナウイルス影響下の資金繰り支援策
杞憂に終わると思いますが、もしそうでない場合は大変なことになると思います。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会の会員から貴重な情報をいただきました。
私もその情報を見知っていたものの、重要性を失念していました。が、会員からの指摘があり、その重要性を伝えることが重要だと思ったのでここでお伝えします。
その情報とは、
「セーフティネット保証4号の指定期間が2020年12月1日(火)まで」
というものです。
セーフティネット保証4号の概要
セーフティネット保証4号の正しい定義を説明すると長くなるので簡単にまとめますと…
今回のコロナショックの影響により、
「原則として最近1か月の売上高等が前年同月に比して20%以上減少しており、かつ、その後2か月を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれる事業者」が、
「市町村長の認定書」をもらうことで、
「民間金融機関から100%保証の融資を受けられる制度」です。
この制度を利用して【民間金融機関による実質無利子・無担保融資】を借りた場合は、
4,000万円までは、借入期間の保証料全額と、当初3年間の金利はゼロになります。
セーフティネット保証4号を利用した融資申請の流れ
セーフティネット保証4号を利用して融資申請を行う流れは、下記の通りになります。
(1)市区町村への認定申請書の申し込み
(2)認定書取得後、金融機関への融資申し込み
(3)金融機関から信用保証協会へセーフティネット保証の申し込み
(4)保証協会から金融機関へ保証承諾の連絡
(5)金融機関による融資実行
ここで、気をつけていただきたいことは、
認定書の有効期間は認定の日から30日ということです。
認定書の有効期間内に金融機関又は信用保証協会へセーフティネット保証の申込みをすることが必要であり、それを越えてしまうと、認定書は使えなくなってしまいます。
もし、セーフティネット保証4号の指定期間が12月1日(火)までとなると・・・
これは一般社団法人融資コンサルタント協会の会員が保証協会の職員に確認した話なのですが、もしセーフティネット保証4号の指定期間が12月1日(火)までとなると、
●2020年12月1日(火)までに、セーフティネットの認定書の取得
↓
●12月末までに申込
↓
●2021年1月末までに実行
ということになります。
3年間の無利子無担保制度を適用するためには、セーフティネット4号と危機関連保証の認定が必要ですので、基本的に
12月1日(火)までに、セーフティネットの認定書の取得が必要
ということになります。
たぶん、延長されるでしょう
もし本当に指定期間が12月1日(火)までとなると、年末から来年にかけて融資申請を考えている方たちにとっては、急がなければならないことになります。
が、たぶん、指定期間は3ヶ月程度延長されると思います。
今回の新型コロナウイルス感染症に係るセーフティネット保証4号の指定期間は、当初9月1日(火)でした。しかしコロナショックの影響はおさまらず、指定期間終了の1週間前である8月24日(月)に「12月1日(火)まで」と3ヶ月間延長になりました。
依然コロナショックの影響は続いていますし、1回目のコロナ融資で借りた資金が枯渇した中小企業の「2回目のコロナ融資申請」が、年末から来年にかけて大量に発生すると予想されているため、今回も1週間前程度の11月24日(火)に延長になると思っています。
しかしもし万一(指定期間が12月1日に終了する)のことを考え、今回の情報をお知らせしました。年末から来年にかけてセーフティネット保証4号を利用した融資申請を考えている場合は、念のために、12月1日(火)までの認定書取得をお勧めします。
中小企業の経営者が、融資に関する情報を手に入れるのは容易ではありません。それが重要な情報であっても、その情報をどこから入手すればよいかわからない方がほとんどだからです。
日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」が3月17日(火)に公表されたとき、すばやく情報を入手してすぐに申し込んだ企業は、3月中か4月上旬には借りることができていました。
しかし情報の入手が遅れ、4月以降に申し込んだ中小企業の融資は、申請が集中していたため融資実行が2ヶ月先、3ヶ月先となってしまったのです。
3ヶ月分の運転資金を確保できている中小企業は少なく、融資に関する情報は中小企業の生死に大きく関わってきます。だからこそ、これからの士業・コンサルタントにとっては、「いち早い最新情報の提供」が、重要な役割となってきます。
今後は、そんな情報を提供出来る士業・コンサルタントが中小企業の経営者から頼りになる存在になることができます。「いざというときに頼りになる専門家」となれば、相談が殺到するため、顧客獲得がますます容易になってきます。
そんな「重要な融資情報をいち早く入手する」ためのヒントが手に入ります。
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11月18日(水)、26日(木)、12月2日(水)、17日(木)、26日(土)
<場所>
【東京】
katana汐留オフィス
東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F
※JR新橋駅 (烏森口)/浅草線・銀座線新橋駅 徒歩8分
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