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オンライン版【融資に強いFP・士業になる方法セミナー】が順調(?)な理由

2021年2月は発表後すぐ満席に。3月のセミナー(6日程)募集を開始しています。3月は、2日(火)、4日(木)、6日(土)、10日(水)、24日(水)、30日(火)の6日程。すでに満席近い日もありますので、お申し込みはお早めに。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

従来からネクストフェイズは「融資に強い士業・コンサルタントになる方法セミナー」を行ってきましたが、2021年1月からオンラインでも開始したところ、ありがたいことに満席が続いています。

最初に募集した1月の3日程は、告知したその日のうちに満席に。追加の3日程も3日以内に満席になりました。1月はそれ以上追加日程が設定できなかったため、1月下旬に2月の7日程を募集したところ、2月5日にはそれも満席になりました。現在、3月の募集をしている状況です。

さて、なぜこんなにオンラインセミナーが好評なのか、私も考えてみました。

顧客獲得のためにセミナーを行ってきた士業・コンサルタントのみなさん、今はまだリアルセミナーの全面復活は難しい時期ですよね。ネクストフェイズで行った工夫ポイントを、あなたのより効果的なオンラインセミナー運営にお役立ていただければうれしいです。
 

リアルセミナーの手法を丸ごと流用しない

本格的にオンラインセミナーの開催を準備し始めたのは、2020年9月ごろでした。初回の緊急事態宣言が明けてからリアルセミナーの活況が続き、それまで着手できなかったのです。

もちろん初回の緊急事態宣言のころからオンラインセミナー開催を考えていましたが、当時はコロナ融資の問い合わせが爆発的に増え、その対応にてんてこまいでした。3月から6月までの3ヶ月間で、600件以上の相談にのっていたのです。

ようやく秋口からオンラインセミナーについて考える時間が取れるようになりましたので、まずは調査。多くのオンラインセミナーを調べたところ、「リアルセミナーの手法をオンラインに持ってきてもうまくいかない」ことがわかりました。

当時すでに多くの士業・コンサルタントが、オンラインセミナーに参入していました。気の置けない主催者に話を聞いてみると、よくこんな悩みを耳にしたものです。

●思ったように集客できない

●セミナー後のバックエンド講座に申し込んでもらえる割合が極端に低下

 
オンラインセミナーへの参入は簡単にはうまくいかない、それなりの時間を準備に費やす必要があると判明したので、さっそく本格的な試行錯誤の段階に入りました。

もしあなたのオンラインセミナーがうまくいっていないなら(集客、バックエンドへの誘導など)、リアルセミナーの手法をそのままオンラインに持ってきていないかチェックしましょう。
 

オンラインセミナーのために変更・準備したこと

【集客】申し込みページや広告などの変更

まずは入り口部分、集客に関することです。10月から「セミナーのランディングページ(申し込みページ)」の内容を変更し、さらにfacebookなどインターネット広告戦略を見直しました。

またセミナーをお申し込みいただいた方への受付メール、リマインダーメールの内容も、オンラインセミナー用に書き換えました。

【内容】コンテンツとコミュニケーション方法の見直し

次に、いちばん大切なセミナーコンテンツ。私が話す中身です。これもオンラインセミナー用に、リアルセミナーの内容を修正しました。たとえばリアルセミナーで私はほとんどパワーポイントを使いませんが、オンラインセミナーでは伝わりにくいんですね。オンラインセミナーに、パワーポイントは大いに有効ですよ。

また本セミナーではメモを取るためのレジメを配布していますが、これもオンライン用のものに変更。オンラインでは受講者がメモを取るのが遅れても、講師の私からその様子が見えにくいのです。オンラインセミナー用の書類・文書などはていねいに作り込んでおくと、受講者も講師も安心です。

またセミナーコンテンツ見直しの段階で、講師である私と受講者、さらに受講者どうしのコミュニケーションをより増やすことにも注力しました。リアルと比較して、オンラインは圧倒的に互いの情報が少ないもの。「親しみやすい場づくり」を念頭に、セミナー全体の流れを調整しました。

【機材】カメラ、ライトなどオンライン用の機材

また私はZoomでオンラインセミナーを行いますが、PC付属のwebカメラ頼りでしたので、座ったままでセミナーを行わないといけません。話をしていても、(自分の気持ちが)盛り上がりにくいなあと思っていました。私がリラックスして話せれば、受講者にコンテンツがより伝わりやすくなるでしょう。

そこで手持ちのビデオカメラをwebカメラとして使えないかと探してみたところ、「USB HDMI変換アダプター」を発見。これを使うと、Zoomでも従来のセミナーどおり、立ったまま話をすることができます。

事務所の会議室に演台とプロジェクターを持ち込み、2台の撮影用ライトも購入してスタジオ化。そこまでの準備に10月から12月ごろまでかかったでしょうか。

【バックエンド誘導】オンライン講座を設定

オンラインセミナーを実施して「から」追加した施策ですが、バックエンドの本格講座も従来のリアル版に加えて、オンライン版を用意しました。

オンライン版の登場で、首都圏・関西以外の受講者にもバックエンドへの興味を持ってもらいやすくなりました。これもぜひおすすめの施策です。
 

最初から完璧に作り込まなくていい

オンラインセミナーを始めても、最初は集客できないかもしれない。リアルセミナーのようには盛り上がらないかもしれない。

そう危惧した私は、テスト的なオンラインセミナーを行って改善点を把握した上で、2月からのオンラインセミナーを本格的に作り込もうとしました。

たとえば定員はリアルセミナーより1名少ない5名、回数もリアルセミナーよりぐっと減らして3日程のみ。テストマーケティングですから、普段より控えめです。

ところがいざ募集が始まると予想以上に好評で、上述のとおり最初の3日程は即日満席に。あまりの人気に「日程を増やし、走りながらPDCAを回そう」と意を改め、セミナーの都度ブラッシュアップしていくことにしました。

オンラインセミナーを終えたら課題をピックアップ、すぐ次のセミナーで改善…。そのおかげか、現在のところバックエンド講座である「融資に強い士業・コンサルタント養成講座」への申込み率がリアルセミナーを上回っています。
 

まとめ:オンラインセミナーが順調な要因(仮説)

開始からまだ2ヶ月ほどですが、滑り出しは上々。現時点での仮説ですが、今回のオンラインセミナーが上手くいった要因として、以下が挙げられると思います。

【集客】

●申し込みページをオンラインセミナー用に

●インターネット広告の内容・配信エリアを変更

●受講受付メール、リマインダーメールをオンラインセミナー用に

【内容】

●パワーポイントを作成し、要点を把握しやすく

●レジメの内容を見直し、メモを取りやすいものに

●オンラインセミナー内でのコミュニケーション量を増やす

【機材】

●Webカメラ、ライトなど機材を準備

【バックエンド誘導】

●バックエンド講座に「オンライン版」も用意

【受講者の変化】

●従来参加しにくかった地方の士業・コンサルタントの受講が増加

融資のノウハウを身につけたい士業・コンサルタントが増加

 
オンラインセミナーを行う士業・コンサルタントが増えて競争環境は激化していますが、より気軽に参加できることもあり、工夫次第ではリアルセミナー以上の可能性を感じます。

顧客獲得用セミナーを行ってきた士業・コンサルタントなら、今までの手法のうち一部の修正程度で、結果が向上するでしょう。ぜひ上記のポイントを参考にしてみてください。


さまざまな試行錯誤の結果(まだ道半ばですが)、ネクストフェイズのオンラインセミナーが上手くいった最大の要因は、上記の枠内で書いた理由のうちの最後、「融資のノウハウを得たいと考えている士業・コンサルタントが増加」ではないかと思っています。

今回のコロナショックで、士業・コンサルタントにとって、中小企業への資金繰り支援が必要不可欠なスキルであると認識した方が増えたと実感しています。

最新の融資に関する情報や、スムーズに融資を借りるためのノウハウをコンスタントに行っているセミナーが他にあまりないことも、受講者が増えている要因のひとつでしょう。

最新の融資に関する情報を得たり、スムーズに融資を借りるためのノウハウを身につけるためのヒントが手に入るセミナーです。

●「融資に強い士業・FPになる方法」セミナー
 ※オンライン・東京・大阪ともに複数日程あり

【オンライン】←いま人気です!
3月2日(火)、4日(木) 、6日(土)、10日(水)、24日(水)、30日(火)

【東京】
3月19日(金)、22日(月)

【大阪】
3月12日(金)、25日(木)
 

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