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2022年度(令和4年度)、事業再構築補助金の募集はなくなるかも?

たぶん大丈夫だとは思うのですが、一応、可能性としてお伝えします。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

2021年9月1日のブログ「【超速報】令和4年度に募集される補助金」で、こうお伝えしました。

「事業再構築補助金」は、実施が危ぶまれていましたが、令和4年度も実施されるようです

●【超速報】令和4年度に募集される補助金

が!

雲行きが怪しくなってきました。なぜなら…。
 

事業再構築補助金がなくなるかもしれない理由

その理由は、「菅義偉総理が辞任するから」

基本的に、概算要求案の内容は官邸の意向が反映されます。その概算要求のルールを作った官邸の主が変わると、当然、予算編成にも影響します。

「事業再構築補助金」は管総理の肝いりの政策だったため大型の予算を確保していましたが、新しい総理の意向次第ではこの補助金自体、募集がなくなる可能性も否めないようです。
 

概算要求のしくみ

事業再構築補助金の管轄は経済産業省であり、概算要求の仕組みとしては、経済産業省が財務省に対して「概算要求案」を提出し、財務省が査定を経て年末までに予算案を決定し、年度内の国会成立をめざす…という流れです。

しかしこのタイミングで総理大臣が代わると予算編成スケジュールも変わりますし、財務省の査定方針も新しい総理大臣の意向が考慮され、前総理大臣の肝いり政策などは大幅に縮小か、最悪の場合、削減されるかもしれません。
 

概算要求案では予算取りがほとんどされていない

9月1日のブログでお伝えしたように、今回の概算要求案では、「ものづくり補助金」と「事業再構築補助金」の予算取りがほとんどされていません。

事業再構築補助金の令和4年度実施分に関する予算取りは、令和3年度補正予算(2021年12月ぐらいに補正予算案策定予定)で行われると予想され、事業規模は今のところ不明です

●【超速報】令和4年度に募集される補助金

「ものづくり等高度連携・事業再構築促進事業」として25.4億円の概算要求を行っているものの、これは事業運営費としての金額と考えられ、補助金の原資としては全然足りません。

「ものづくり補助金」に関しては、令和元年度補正予算および令和2年度三次補正予算で令和4年度までの予算を確保しているため、実施されることは間違いありません。

しかし一方、「事業再構築補助金」の場合、令和2年度第3次補正予算で1兆1,485億円が計上されているものの、これは令和4年度募集分ということであり、来年度の予算まで確保できていません。

令和4年度も「事業再構築補助金」を募集する場合、「令和3年度補正予算案」で予算を確保しなくてはいけないのですが、「令和3年度補正予算案」のたたき台が出るのは、例年だと12月中旬です。

今年は総理大臣交代の影響で、令和4年度の予算案のスケジュールも後ろにずれ込む可能性が高く、そうなると「令和3年度補正予算案」のたたき台自体が出てくるのが12月後半、下手すると1月にずれ込むかもしれません。

遅くとも12月後半には新しい総理大臣が決まっているでしょうし、「令和3年度補正予算案」については、新しい総理大臣の意向が大きく反映されるでしょう。

その結果、予算額の多かった「事業再構築補助金」がやり玉に挙がることは十分考えられます。
 

事業再構築補助金の申請を検討している方は、お早めに

そうは言っても、概算要求案として経済産業省がPR資料に大々的に公表しているので、まったくなくなるとは考えにくいと思っています。

今までも概算要求案で要求した予算が減額された例はあるものの、それ自体が削減された例を、私が知る限り、見たことがありません(私の認識不足かもしれませんが)。

しかし、大幅な減額はあり得る話だと思います。「事業再構築補助金」の申請を検討している場合、できる限り、あと3回ある募集のうちの応募をおすすめします。


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