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融資の種類や訪問する金融機関によって対応は変わります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪・オンラインなどによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある司法書士の会員から、複数の金融機関への融資申請について質問をいただきました。
複数の金融機関に
融資を同時並行で申請しても問題ないでしょうか
各金融機関への申請額は以下を予定しております
●日本政策金融公庫:800万円
●民間金融機関A:200万円
●民間金融機関B:200万円
ちなみに
民間金融機関での融資については
信用保証協会の保証付き融資を希望です
民間金融機関A、B両方への同時打診は
避けた方がいいでしょうね
あえて2つにわける
合理的な理由が金融機関側になく
信用保証協会も二度手間となり
あまりよい反応をされないからです
●公庫と民間金融機関の同時並行はOK
●民間金融機関A、B両方への同時打診は
信用保証協会の関係で避けるべき
同時打診をしたとしても
結局、信用保証協会でわかってしまうので
おすすめはしません
公庫と民間金融機関へ融資を同時打診する場合
他の金融機関から借りることは
それぞれに申告したほうがよいでしょうか
公庫にも民間金融機関にも
同時打診については
伏せたほうがいいと思います
1/公庫で希望額の1,200万円を申し込み
↓
それが通れば
↓
2/民間金融機関からは100万円程度借りる
…この方法がいいと思います
もし公庫で申し込みを減額されたら
不足分を民間金融機関に申し込めます
懇意にしている金融機関がひとつだけだと、万が一融資が通らなかった場合、そこで資金調達は行き詰まってしまいます。かといって今までまったく付き合いのない金融機関に融資を申し込んでも、実行される確率は低いでしょう。
なぜなら、金融機関は困ったときだけお金を借りにくるのを快く思わないからです。資金に余裕のあるときこそ、新たな金融機関を開拓することで、資金繰りのリスクを減らすことができます。士業・コンサルタントのみなさん、ぜひ顧問先などの事業者に、複数の金融機関とのつきあいをすすめましょう。
新たな金融機関の開拓については、過去の記事も参考にご覧ください。
新たに融資してくれる金融機関を開拓する手順
複数の金融機関に融資を同時打診する場合、アプローチの方法や順番はとても重要です。今回の相談のように、先に公庫へ申し込んだ融資が実行されれば、それが実績となり、後の金融機関での手続きがスムーズになる場合もあります。
また、過去に融資の実績があるからといって、同じ金融機関で次も融資が通るとは限りません。
他の金融機関ともつきあいがあれば、その中から事業者にもっとも適した金融機関を提案し、資金調達がスムーズに行えるようサポートをするのも、士業・コンサルタントの重要な役割です。
そんな、資金調達支援に関する基礎的な知識が学べる入門セミナーです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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