最近、保険代理店に対するサポートをされている会社からの依頼で、
仕事をする機会がよくあり、FPの方とお話をすることが多いです。
それ以外にも、社会保険労務士や税理士、行政書士の方の中にも
AFPやCFP、ファイナンシャルプランニング技能士の資格を
持っている方にもよく出会います。
彼らの話を聞きますと、
「FPが相談を受ける対象者は個人客がほとんどで、なかなか報酬に
つながらない。」
という悩みをよく聞きます。
「マネープランの構築」というのが、FPにとって仕事の柱に
なっているため、法人にアプローチすることが
難しいと言われます。
しかし、法人にアプローチして、どんどん見込み客を獲得
しているAさんといFPの方がいらっしゃいます。
Aさんは、どうやって法人にアプローチしているかと
言うと、【資金調達】のお手伝いをしているのです。
要するに、中小企業が銀行に融資をお願いする際に必要な
書類を作るお手伝いをして、より、簡単にお金を借りられる
ためのサポートをしています。
彼は、【資金調達】をしたいと考えている経営者に対して
どう言っているのかと言うと、
「私はファイナンシャルプランナーです。FPというのは、
【お金の専門家】です。
多くのFPは、個人のマネープランに対する相談を受ける
ことが多いのですが、私は、法人のマネープランの
相談を専門に行っています。
だから、銀行から融資を受ける際のお手伝いができるのです。」
という風に言っています。
資金調達に関する悩みを抱えている経営者が多いため、
彼のところには、紹介、紹介で、多くの相談が舞い込んで
来ます。
Aさんは、保険会社に勤務しているので、その相談に答えることで
報酬を得るわけにはいかないため、無料でお手伝いしています。
でも、彼に手伝ってもらって、資金調達に成功した経営者は、
彼に対して、
「Aさんって、保険会社の人でしょ。全然保険を勧めないけど、
保険の契約をしなくていいの?」
と聞かれます。
その質問に対しAさんは、
「ありがとうございます。◯◯さんが保険契約をしてくれるので
あれば、喜んで契約させていただきます。」
と言って、全く保険を勧めないのに、どんどん契約が
舞い込んでくるそうです。
FPという資格を「個人のマネープランの専門家」
という風に考えてしまうと、法人を攻略するのは
難しいですが、
「法人・個人に限らずマネープランの専門家」
と考えることで、説得力が増し、法人に食い込むことは
可能になります。
【法人FP】とか【法人向けFP】と名乗ることで、
FPが法人を攻略するきっかけができるのでは
ないでしょうか。
この【法人向けFP】というコンセプトが広がれば、
資金調達に悩んでいる経営者に対して、貢献出来る人が
増えるので、その結果、中小企業が活性化するのでは
ないかと思っています。
法人を攻略するきっかけを得るために、FPという
資格をもっと活用してみませんか。
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法人の資金調達のお手伝いをするためには、
1)金融機関の考え方
2)金融機関への対処法
3)中小企業経営者へのコンサルティング手法
4)事業計画書の作り方
の知識を身につけることで、可能になります。
そんな知識を手に入れるためのヒントが手に入ります。
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銀行と仲よくなると、本当にお客さんを紹介してもらえます。こんな紹介ルートがあるということを知らない士業さんが多い今のうちがチャンスです。でもいきなり行ったら警戒されない? どうやって金融機関と信頼関係を築いてくの? といった点について、こちらもセミナー同様たいへん実践的に書いています。