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事業者のリスクを少なくするためにも、申し込みのタイミングは重要です。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日ある行政書士の会員から、創業融資の申し込みのタイミングについて質問をいただきました。
申し込みのタイミングについて悩んでいます
たとえば
開業までのフローを以下のように分けた場合
申し込みの適切なタイミングは
いつになるでしょうか?
①と②の間が適切です
店舗契約前の段階であれば
もし融資を断わられても
リスクが少ないからでしょうか?
店舗を契約することで
物件所得費や工事費といった
いろいろな費用が発生しますが
そこでもし
「先に店舗を契約したが融資が否決になった」となると
それまでに使った資金が無駄になり
せっかく貯めてきた自己資金がゼロになる
可能性もあります
そんな無茶をすれば
創業するビジネスが失敗する確率は限りなく高くなります
なので
さらに正確なタイミングを
提示するならば
「出店する場所が決まり次第
金融機関に創業融資を申し込む」
というのが正しい答えとなります
いただいた相談に関連して、キドが気になった部分についても質問してみました。
「いい出物があるんです
もうこんな立地で空きは出ないですよ
今のうちにおさえておかないと」
と言われたら
創業融資の申請「前」に
手付金を払いたくなることってあると思うんですよ
「今あなたが手付金を払わないなら
それはそれで構いません
次の借り手はすぐ見つかるので
ほかをあたってください」
と、あっさり言うでしょうね
つまり「すぐの決断を迫る」ということは
「いま決めないと借り手が見つかりにくい物件」かもしれません
早く店を出したい夢に駆られた創業者には
物件の価値の見極めが難しいかもしれんけど…
なんせ金額が大きいので
支援する士業・コンサルタントが
「落ち着け!」とアドバイスしたいもんやなーと思う
店舗の手付金の額って
いくらぐらいが相場でしょう?
地域や立地、面積、また物件の状況によるし…
でもひとついえることは
「これくらいの金額やったら
流しても(=契約不成立で返還されない)エエわ」
という気軽な額では
絶対にない
そこそこ重い金額と考えてエエと思う
大きく分けて方法は2つ…かな
1/手付金の支払いを1週間ほど待ってもらう
→日本政策金融公庫の創業融資なら
「○日までに可否を出してほしい」といえば
対応してくれる場合があるから
もちろん「かならず」ではないが…
2/創業融資が謝絶される可能性を考えて
「創業融資が受けられなければ
手付金を返還してもらう」旨の特約を
仮契約書に入れてもらって手付金を払う
でも交渉してみる価値はある
大切なのは
「こういう方法がある」と
創業者を支援する専門家が
選択肢を提示することちゃうかな
だって事業計画書の作成段階から
創業融資が借りられるように
相談にのりながら手伝ってるはずやん?
創業時は勢いがあるからこそ、見切り発車で行動しないよう注意が必要です。
専門家による、適切なタイミングでの創業融資サポートがあれば、経営者も安心して事業スタートに臨めるでしょう。
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※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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