見込み客がどんどん集まってくる士業と、なかなか集まらない士業。
専門家としての知識に違いはないのに、何故か差がついてしまう。
繁盛している士業とそうでない士業を調べてみたところ、
集客がうまくいかない士業には、5つの原因があることがわかりました。
1.欲しい顧客がイメージできていない
著書を執筆する際、多くの士業の方々に、集客についてのインタビューをすることがあります。
その際、まず聞くのが、
「どういう顧客とおつきあいをしたいのですか?」
と尋ねます。
繁盛している士業の方は、その質問に対して、具体的にとても詳しく答えてくれるのですが、そうでない士業の方々の多くが、
「中小企業の経営者」
と言われます。
次に、その方達に対して、
「おつきあいしたい顧客である中小企業の経営者と接触するために、具体的に何をされていますか?」
と尋ねると、
「ホームページを作っています」
「異業種交流会に参加しています」
という答えが返ってくることが少なくありません。
その後、
「ホームページで顧客は獲得できていますか?」
「異業種交流会で顧客は獲得できていますか?」
と聞くと、その多くが
「出来ていません?」
と答えられます。
続けて、
「では、顧客を獲得するために、次に何をすればいいと思いますか?」
と尋ねると、そのまま黙り込んでしまいます。
集客が苦手な士業の方に共通しているのが、
「自分の欲しい顧客がきっちりとイメージできていない」
ということです。
マーケティングの勉強をすれば、
「顧客を獲得しようと思えば、ターゲットの絞り込みが必要である」
ということが、多くの本に書かれています。
ターゲットを具体的にイメージできるからこそ、そのターゲットの「困りごと」や「悩みごと」、「欲しいもの」がわかります。
『「困りごと」や「悩みごと」を解決する方法や「欲しいもの」を提供しますよ』
と、ターゲットに働きかけるだけで、興味を持ってもらえます。
それだけで見込み客を獲得できるのに、それをしていません。
ターゲットを絞り込むことで、受け口が狭くなるため、自分のところに来てくれるはずの見込み客が来なくなるという恐怖感を抱いているようです。
そもそも、得意とする顧客も獲得出来ない人間が、それ以外の顧客を獲得出来るはずがない。ということに気づく必要があります。
だからこそ、得意とする顧客(自分が欲しいと思う顧客)を、まずはきっちりとイメージしましょう。
そうでないと、
「ホームページを作っているだけ」
「異業種交流会に参加しているだけ」
では、顧客を獲得することはできません。
「当たり前のことを言うな」
と叱られそうですが、ここ最近、この話と同じような士業の方々の話を聞くことが多かったので、改めて、お伝えしてみました。
「欲しい顧客」のイメージをしっかりと持っていれば、具体的な獲得方法は見つかります。
例えば、「建設業」の顧客が欲しい場合は、「御用聞き営業」が有効です。
「高齢者」の顧客が欲しい場合は、「セカンドオピニオン提案」が効果を発揮します。
そんな営業戦略を学ぶことができる
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