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これから創業融資支援に取り組む専門家へ―先行者との差別化ポイント例

これから創業融資支援を始めようとする士業・コンサルタントにとって、同業者との差別化は重要な課題です。

こんにちは、株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。

創業融資支援は意外に参入しやすく、すでに活動している士業・コンサルタントは少なくありません。経験や実績を持つ専門家が多くいる中で、後発組が選ばれるためには、自分の強みを明確に打ち出す必要があります。

しかし、創業融資支援を始めたばかりの段階では、経験や実績でのアピールが難しいのが現実です。では、どのようにして他の専門家との差別化を図ればよいのでしょうか? 

難しいことはありません。他の専門家が提供していない、または不足している価値を打ち出せばいいのです。

本記事では、これから創業融資支援に取り組む士業・コンサルタントが、経験や実績がなくても選ばれるための差別化ポイント例について解説します。自分にできそうなものを選んで、ぜひ実行していきましょう。

差別化ポイント①創業融資支援の「幅広い知識」を強みとしてアピール

多くの士業・コンサルタントは「日本政策金融公庫」の創業融資支援を主な業務としています。そのため、公庫「以外」の創業融資や支援策に詳しければ、それだけで大きな差別化になります。 

たとえば以下のような専門知識を持っていることをアピールすると、他の専門家との差をつけることができます。 

  • 民間金融機関の創業融資支援に精通している
  • 日本政策金融公庫と民間金融機関の協調融資に詳しい
  • 国や自治体の創業支援施策・制度について知識がある
  • 最新の融資制度や補助金・助成金の情報を常に把握している
  • 特定業種の創業融資に特化している(例:飲食業、IT業など)
  • 他の士業(税理士、社労士、行政書士など)と連携し、ワンストップサービスを提供できる

このように他の専門家が扱っていない融資や支援制度を理解し、それを創業者に提案できれば、「この人に相談すれば道が拓けそう」と頼ってもらえる確率が高まります。 

たとえば近ごろの公庫は審査が厳格化し、公庫だけで希望額の満額が出る事例が減っています。しかし民間金融機関との協調融資をサポートできる専門家はまだまだ少数派。後発組にとって、これはチャンスです。

差別化ポイント②「より充実した支援内容」で他の専門家と差別化する 

創業融資支援の内容自体は同じでも、提供するサービスの質をワンランク高めることで、他の専門家との差をつけることが可能です。

たとえば以下のような付加価値を提供することで、創業者にとって「相談しやすい、依頼しやすい」存在になれます。 

  • 詳細な創業計画書の作成サポート
    → 創業者がより多くの資金を調達できるように、具体的で説得力のある事業計画書作成を支援
  • 着手金なし、完全成功報酬制を採用
    → 創業者のリスクを減らすことで、安心して相談しやすくする 
  • 迅速な対応(フットワークの軽さ、レスポンスの速さ)
    → 問い合わせへの即レス・即訪問・即面談・即手続きなど、短期間での融資申請対応
  • 夜間・休日の対応が可能
    → 忙しい創業者、土日に仕事がある創業者が相談しやすい態勢・サービスを提供
  • 超高速申請サービス
    → 「相談から申請まで3日以内」など真似されにくいスピード感 名称例: 「スピード申請72」

これらのサポート体制が整っていれば、創業者は「この人なら任せて安心」と感じ、支援を依頼しやすくなります。 

差別化ポイント③「付加価値のあるサービス」で独自性を打ち出す 

他の同業専門家が提供していないサービスを用意することで、差別化を図ることができます。創業者にとって「このサービスがあるから、お願いしたい」と思える内容を考えてみましょう。 

具体的には、以下のようなサービスが考えられます。 

  • 民間金融機関の紹介
    → 創業者が自分で銀行を探す手間を省き、時間を節約できる 
  • 創業後の資金調達支援
    → 創業時だけでなく、1年後の資金繰りまでサポート
  • フォローアップコンサルティング
    創業後1年間、毎月1回のサポートを提供し、事業の成長を支援 
  • オンライン完結型サービス
    地方・遠方在住の創業者や、忙しくて対面相談が難しい人にも対応可能 
  • 市場調査代行サービス
    → 創業者が事業計画を作る際に必要な市場データを提供 

これらのサービスは創業者にとって「他で見つけにくい」価値のあるものであり、他の専門家との差別化につながります。  

差別化ポイント④無料コンテンツの提供で創業者との接点を増やす

創業融資支援を提供するうえで、創業者との接点を増やすことは非常に重要です。無料で配布できる資料やフォーマットなどのコンテンツを活用し、相談⇒創業融資支援の依頼につなげやすくなります。

たとえば以下のようなコンテンツを作成し、提供するとよいでしょう。 

  • 創業計画書の見本実際に融資が通った事例付き)
  • 創業融資のポイントがわかる小冊子
  • 創業融資のお悩みQ&A集
  • 事業計画書のテンプレート
  • 創業融資の成功・失敗事例集
  • 創業融資に関する解説動画(例:融資担当者がチェックする審査ポイント

これらのコンテンツを通じて創業者との接点を持ち、相談へとつなげることが可能になります。 


これから創業融資支援に取り組む、経験や実績が乏しい士業・コンサルタントが、先行者と差別化するポイントをまとめると以下のとおりです。 

  • 公庫以外の融資や支援策に詳しくなることで、専門性を高める
  • サービスの質を向上させ、創業者にとって相談・依頼しやすい支援を提供する
  • 他の専門家が提供していない付加価値サービスを打ち出す
  • 無料で配布できる資料等のコンテンツを活用し、創業者との接点を増やす

こうした差別化ポイントを明確にし、創業者にとって「いちど話してみたい」と思われる存在になることが、成功への第一歩です。 創業融資の支援に興味がある士業・コンサルタントは、ぜひセミナーで学んでください。

※創業融資支援についての個別質問にもその場でお答えします

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