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制度の特徴を知っておくだけでも、いざというときに役立つかもしれません。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズ、企画担当のキドです。
ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話、ご来訪などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。
先日、ある中小企業診断士から、「協調支援型特別保証制度の保証限度額は別枠かどうか」についてご質問をいただきました。
※なおネクストフェイズは、事業者への個別アドバイスを行っていません。ご相談のある事業者は、ネクストフェイズが運営する一般社団法人融資コンサルタント協会の会員を検索して気軽に連絡を取ってください。融資の専門研修を受けた融資コンサルタントが、全国に1,000名以上います
協調支援型特別保証制度について質問です
この制度の保証限度額は2億8000万円とのことですが、通常の保証限度額とは「別枠」なんでしょうか?
たしかに、「別枠」って印象を受けますよね
ですが実は…別枠じゃないんです
やはりそうですか…
というのも、以前に保証協会へ確認したときに「別枠ではない」と言われたことがあったのですが、それが本当かちょっと不安でして…
そうなんです、見た目は特別そうに見えても、中身は既存枠の中での運用なんですよね
でも、ちゃんと使い道はあるんです
いったいどんな使い道が…?
実は、メインバンクの支援(=プロパー融資の実行)があると、保証協会が前向きに見てくれる点なんですよ
前向きに、といいますと?
つまり、今までより少し多めに貸してくれる可能性があるということです
なるほど!
信用保証協会も「メインバンクがそこまでやるなら…」と判断してくれるわけですね
そういうことです
現場で事業者さんに制度の説明をする場面も多いんですが
この制度の実務的なメリットって、どう伝えるのが一番わかりやすいでしょうか?
「結果的に借りやすくなる制度です」とお伝えるのがよいかと思います
枠が増えるかどうかより、「融資が通りやすくなる」ほうが事業者さんには響く場合が多いです
たしかに、「制度名」とか「枠の話」って、意外と伝わらないことありますもんね…
そうですね
事業者にとって大事なのは「借りられるかどうか」ですから、借りやすくなる制度とお伝えするのがわかりやすいかと思います
協調支援型特別保証制度は、「別枠じゃないからメリットがない」と思われることもありますが、実際には「借りやすくなる」という実務的メリットがあります。
保証協会のスタンスが前向きになる背景には、「メインバンクによるプロパー融資の実行」がセットであることが大きなポイントです。
制度の細かい仕組みより、「結果的にどう役立つのか?」という視点で、支援先にわかりやすく伝えることが、士業としての信頼を高める一歩になるのかもしれません。
そんな、制度の見せ方・伝え方に関するヒントが得られるセミナーです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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