士業として独立した際、自己資金だけで経営し、お金を借りない方は結構いらっしゃいます。
その理由として、
「お金を借りても返せなければどうしようと思うから」
だったり、
「出来れば、借金はしたくない」
だったり
「お金を借りなくても1年ぐらいは食べていけるから」
だったりします。
でも、それは間違いです。
お金を借りないことで、たくさんのデメリットがあります。
1.経営者の気持ちがわかるチャンスを逃している
多くの中小企業の経営者は、金融機関からお金を借りています。
そのときに、金融機関に対して、
「こんな細かいことを聞いてきやがって」
「何故、あんなに担当者は偉そうなんだ」
「あ~、鬱陶しかった」
というような感想を持ったりします。
お金を借りることで、そういった経営者が感じる経験をすることができます。
要は、
「お金を借りた人の気持ちがわかるようになる」
ということなのです。
士業のクライアントのほとんどが経営者です。
見込み客となる経営者も、自分たちの気持ちがわからない人間よりはわかる人間に
仕事を依頼したいもの。
経営者が共感を感じることのできる相手となるためにも、お金を借りるという経験は
しておくべきでしょうね。
「お金を借りる必要性はわかった。
でも、その借り方がよくわからないので、借りたくないのだ。」
という方もいらっしゃると思います。
そういった方たちのために、金融機関からスムーズにお金を借りるためのコツのヒントをお伝えします。
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●借金のすすめ(1)
●資金節約型士業として延命を図るか?積極投資型士業として事態を打開するか? ~借金のすすめ(2)
●開業時の手持ちは退職金の230万円しかなかった ~借金のすすめ(3)