- 2016-5-17
- 顧客獲得
- 士業のビジネスモデル
一度会っただけで終わっている経営者の名刺はどれぐらいあります?
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「セミナーや勉強会で経営者の方と名刺交換したけれど、その後が続かない。」
という悩みをよく聞きます。
名刺交換した先を顧客にするためには、しておかなければならないことが3つあります。
一つ目は、
「交換した名刺をデータベースにすること」
名刺交換した人に、もう一度会わなければ、仕事を依頼されることなんか望むべくもありません。
じっと待っていても、向こうから接触してもらえることは、まずありません。
だから、こちらの方から接触しなければなりませんが、そのために、
いちいち名刺を繰って、その都度、メールアドレスや住所を調べるというのは、面倒くさい。
かといって、もらった名刺を、そのまま名刺ホルダーに入れていては、何も生まれません。
スムーズに連絡をとれるよう、普段から、名刺をデータベース化しておくことは、とても重要なのです。
うちの場合は、いただいた名刺のデータをエクセルで作ったデータベースに入力して管理していますが、
「そんな面倒くさいことはできない」
という場合は、名刺管理ソフトを導入されればいいと思います。
ちなみに私は、
「eight」
https://8card.net/
という名刺管理ソフトを使っています。
名刺を写真に撮るだけなので、簡単に入力出来、結構、重宝しています。
名刺交換した先を顧客にするために、しておかなければならないことの2つめは、
「定期的に情報発信を続けていくこと」
専門家として、自分のアピールをするためには、自らの能力を示す必要があります。
自らの能力を示すためには、自分の専門分野における情報発信が効果的です。
ただし、ここで注意しておいてもらいたいことは、自己満足的な情報発信をするのではなく、
「情報をもらう側が欲しがっている情報」
を発信することを意識することです。
「私は社会保険労務士だから、就業規則について情報発信しよう」
「私は税理士だから、所得税についての説明をしよう」
「私は行政書士だから、許認可について解説しよう」
という風に思って情報発信しても、読んでもらえません。
情報をもらった経営者が『読みたい』と思うような情報を発信しなければ、いくら送っても、
すぐゴミ箱行きになるだけなのです。
情報発信をする際には
「この記事を経営者が読みたいかどうか?」
ということを意識する必要があります。
その面でいくと、補助金や助成金の情報は、経営者の興味を引き寄せる情報ですね。
「中小企業支援施策情報」は、経営者が使える公的支援策の情報ですので、
興味を持ってもらえます。
補助金や助成金も、「中小企業支援施策」ですので、「中小企業支援施策情報」を継続的に発信することで、
「この人は、自分にとって役立つ情報を送ってくれる人だ」
と思ってもらえます。
送った情報を目にしてもらえる機会が多ければ、「ザイアンス効果」が働き、
好感をもってもらえるようになります。
また、継続的に情報を送っていると、まじめな人柄を伝えることもできます。
そして、とても興味のある情報を目にしたときには、問い合わせや相談につながることも
少なくありません。
そこから、仕事につながることはよくある話です。
名刺交換した先を顧客にするために、しておかなければならないことの3つめは、
「メールで情報を送るときのタイトルは徹底的に考えること」。
送った情報に興味を持ってもらえなければ、その情報はすぐゴミ箱行きになると、先述しました。
メールで情報送ったときに、そのタイトルが、
「◯◯事務所だより」
では、読まれずにゴミ箱行きです。
どれだけ内容が素晴らしくても、読んでもらえなければ意味がありません。
ですので、メールで情報を送る際は、「タイトル」を徹底的に考えてください。
「こんなタイトルなら、中身を読みたくなるだろうな」
と、「自分が納得できるタイトルが出てくるまでは送らない」というぐらいの気持ちで考えなければ、
情報発信が意味のないものになってしまいます。
地道な作業ですが、とても効果が高い方法です。
私も、同様のことを続け、多くの顧客を獲得してきました。
時間はかかりますが、お金がかかることではないので、是非、試してみてください。
名刺交換した先を顧客にするために効果的なもののもう一つが、
「あなたの困り事を解決できる専門家とアピールすること」。
困り事には、本人が気づいていない「潜在的な困り事」と、
本人が現在困っている「顕在化している困り事」に分かれます。
「潜在的な困り事を解決できますよ」と、いくらアピールしても、相手にはピンと来ません。
アピールするのであれば、「顕在化している困り事」が効果的です。
経営者にとって、顕在化している3大困り事とは、
「資金繰り」「売上」「人の問題」
そのうちの一つであり、一番ニーズが多い
「資金繰り」についてのサポートができるようになるヒントが手に入ります。
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(東京) 5月20日(金)、23日(月)、24日(火)、6月4日(土)、6日(月)
(大阪) 5月27日(金)、28日(土)、30日(月)、6月9日(木)、10日(金)
※6月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください。