やっぱり使い勝手が良すぎたのでしょうね。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
1ヶ月以上前に、このブログで、
手続きが簡単で、かなりもらいやすい助成金として、「介護支援取組助成金」について紹介いたしました。
今でも、ブログランキングのトップを走っている情報です。
さすがに、取りやすくなりすぎたのでしょうね。
先日、この「介護支援取組助成金」の申請要件が見直しになりました。
「従業員が仕事と介護を両立できる職場環境を作ると、事業主が国から一律60万円を
もらえる助成金制度を厚生労働省が始めたところ、実際に取り組んでいるかどうか不明の事業主からも
申請が多数あったため、2か月半で抜本的な見直しを余儀なくされた。」
ということです。
この助成金は、従業員の介護休職取得に関係なく申請できる仕組みだったので、
こうした申請の原因になったとみられています。
6月24日以降は、24日以降は事業主に対し、
1.労働者の仕事と介護の両立に関する実態把握
2.介護に直面する前の労働者への支援として、研修を実施する。
3.会社の仕事と介護の両立支援に対する取り組みの周知
4.「両立支援のひろば」に介護休業関係の両立支援の取組を登録していること
という当初の要件に加え、
5.法律を上回る介護規程内容にすること
6.申請後3か月間とそれ以前3か月間を比較して年次有給取得率向上及び残業時間の削減に
取り組んだ実績を書類で証明すること
など、申請条件を厳格化しました。
今回の申請条件厳格化で、今までなら、実際に取り組んでいるかどうか不明の事業主も申請できましたが、
これからは、実際に取り組んだ事業者しか申請できなくなるでしょう。
まだ、この「介護支援取組助成金」の申請要件が見直しになったという情報を知らない
中小企業の経営者はたくさんいると思います。
もし、あなたが知り合いの経営者に、この「介護支援取組助成金」情報を伝えたのであれば、
すぐにでも、この「申請要件の見直し」について、伝えるようにしてください。
でないと、せっかく良い情報を伝えたのにもかかわらず、逆に迷惑をかけることになりますから。
せっかく、経営者に喜んでもらえる補助金や助成金の情報を伝えても、その情報が古ければ、
役に立たない情報となることは、補助金や助成金の世界では珍しくありません。
そのためには、補助金や助成金について、絶えず情報収集を行うこと。
しかし、そんな情報収集をどこですればよいかわからないといわれる人も少なくありません。
そんな補助金や助成金の情報を収集するためのヒントを手に入れることができるセミナーです。
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