- 2016-7-19
- 顧客獲得
- 士業のビジネスモデル
名刺ひとつで仕事の依頼が来たり、来なかったりします。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
先日、ある行政書士と名刺交換をしました。
この名刺のプロフィールがとてもよくできていて、
「この名刺であれば、仕事につながりやすいだろうな」
といたく感心したのです。
先日、名刺交換した、ある行政書士の名刺のプロフィールの内容はというと・・・
<代表◯◯プロフィール>
ゆいごんコンサルタント。終活アドバイザー。
S◯◯年◯◯月◯◯日生まれ。◯◯県◯◯市出身。
◯◯小-△△中-□□高-××大学に進むが、
父親急病で家業の寿司店を継ぐために中退し、
東京日本橋へ板前修業に出る・・・(続く)
というようなものでした。
寿司店で修行した行政書士という方は初めて見ました。
そして、名刺を見て、
「何故、東京日本橋へ板前修業に出た寿司職人が、今、行政書士をしているのだろうか」
という疑問がわきました。
もちろん、
「何故、行政書士になったのですか?」
と尋ねました。
すると彼は、
「修行して7年目に父親が亡くなりました。
その時、父に隠し子がいるとわかったのです。
その所為で、相続がとてももめ、実家の寿司店を継続することができなくなったのです。
その時の経験から、
「準備をしない相続は恐ろしい」
と思い、相続のお手伝いができる行政書士となったのです。」
と言っていました。
その話を聞いて、私は
「見事だ」
と思ったのです。
「思わず質問をしてしまうプロフィールの作り方」
「今、行っている仕事につながるようなストーリー」
「専門家として納得できる想い」
が、一枚の名刺で伝えることができるようになっていたのです。
この方であれば、人に紹介するときに、
「昔、寿司職人になろうと思っていた行政書士がいます。
この方は、父親の寿司店を継ぐために東京の名店に修行に出ていたのですが、父親が急死し
、相続が発生したときに、隠し子が見つかったため、相続でとてももめたそうです。
その経験から、相続をサポートできる行政書士になったのですが、この人なら、
安心して任せられると思いますよ。紹介しましょうか?」
と説明できます。
一度話を聞いただけで、紹介できるストーリーが頭に入るような名刺であれば、
くどくどと説明しなくても、仕事を引き寄せることができますよね。
名刺には、
「質問を引き寄せて、会話が発展し、覚えてもらえる」ようなプロフィールが必要なことを
改めて認識した次第です。
自分の「得意分野に関する想い」をプロフィールで伝えることができれば、その後、
仕事の依頼につながることは、とても多くなると思います。
プロフィールひとつでも、「新規顧客を獲得するしくみ」をつくることはできます。
そんな「無理なく新規顧客を獲得するしくみ」を作るためのヒントが手に入ります。
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