- 2016-9-5
- 語録・記録
- ひとこと, 金融機関とのつきあい方
ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員さんからのメールや電話などによる個別相談を受け付けています。先日は、こんな質問が寄せられました。
「金融機関を訪問したいと思います。でも、目当ての銀行さんの2つの支店が、事務所からほぼ同じ距離なんです。両方訪問していいのでしょうか。それとも1行に対しては1支店に絞るべきでしょうか?」
東川
「まず1つの支店の支店長と懇意になりましょう。仲よくなったあと、その支店長に、もう片方の支店の支店長を紹介してもらうのがベストですよ」
東川いわく、「この手の質問は、けっこう多い」のだそうです。
「僕、事務所に近い支店に訪問しなさいとよく言うんですが、1つの銀行の2つの支店が事務所から等距離って、よくあるケースなんです。
でも欲張ってはだめ。両方に突撃するより、せめて片方の支店は、もう片方から紹介されたい。そちらの方が、その後の話がずっとスムーズですから。
僕らが見込み客と初めて話すときも、相手が誰も介さずWebか何かで自分を調べてきたのか、誰か知り合いからの紹介なのかで、こちらの対応が変わりますよね。だって人間だもの」
銀行員だって人間。そこに気づけば、どう振る舞えばいいか自然とわかりますね。それを踏まえたうえで、金融機関と上手につきあうためのさらに細かいコツ、たっぷりお話します。
●元・金融機関融資担当が講師! 「融資に強い士業・FPになる方法」セミナー
※東京・大阪ともに複数日程あり
2016年5月の発売時、世の銀行員がこぞって買った・読んだという話もあるくらい、インパクトの大きい一冊。銀行だって、変わらなきゃと思っている。そして、変わりつつも、ある。金融庁の方針で、銀行がリスクのある融資も積極的に行おうという姿勢になったことなど、東川がセミナーでよく話している融資まわりの状況が、この本にも書かれています。ご参加の前に読むと「ああ、あれがそうか」と理解度がアップしますよ。
じゃ変わりつつある銀行と仲よくやっていきたい士業はどう対応していけばいい? その詳細は東川のセミナーで。その点に関して語りたいこと、士業のみなさんにどうしてもお伝えしたいことが、彼にはヤマほどあるのです。