「一生お金に困らない「華僑」の思考法則」(大城 太著)
「どんなところでも稼げるようになる46の習慣」というサブタイトルに興味を持って読み始めたのですが、プロローグは筆者の自慢話が続いていたため、
「これ、よくある『オレオレ本』か。失敗したなあ」
と最初は思っていました。
読み進めていると
「ふむふむ。なるほど」という話や、
「そんなん出来へん」という話もあり、
内容はバラエティに富んでいた上、文体も読みやすく、どんどん引き込まれていきました。
特に第3章の
『基本は人間関係!人脈作りと人づきあいの極意』では、
私自身の考えと逆であったため、
最初は「違うやろ!」と思ってしまったが、よく読みこんでみると
「そ~か。そんな考え方もあったか。なるほどなあ。今度やってみよ」
と思えるほど、説得力のある内容でした。
私としてのお勧めは134ページの「とにかく『借り』を作りまくる」というところがとても新鮮でした。
1,400円という値段からすると、「アイデア」と「気づき」と「やる気」をたくさんもらえる値打ちのある本でないかと感じました。