- 2017-2-21
- 顧客獲得
- 中小・零細企業のM&A, 事業承継, 士業のビジネスモデル
日本で「オンリーワン」になる必要はありません。
自分の周りの士業の中で「オンリーワン」になればいいのです。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
顧問先や仕事の案件を獲得するしくみをつくるのに、一番手っ取り早い方法は、
「相談を増やすしくみをつくること」
というのは、何度もお伝えしてきました。
「相談をふやすしくみ」をつくるために行うべき最初の作業は、
「私は、経営者の◯◯という悩みを解決できる専門家です」
と、徹底的にアピールすること。
経営者は、多かれ少なかれ経営課題を抱えています。
しかし、自分一人で、その経営課題を解決するのは難しい。
そんなときに、専門家からのアドバイスを求めます。
なので、中小企業の経営課題を解決できる専門家ということをアピールし、
それが、多くの人に浸透すれば、たくさんの相談が来ます。
私の知り合いに、株式会社つながりバンクの齋藤由紀夫さんという方がいらっしゃいます。
この方は、スモールM&Aのスペシャリストです。
通常、M&Aというのは、年商の大きな企業に対して行うことが多いです。
小さい中小企業のM&Aを仲介しても、仲介料のうまみが少ないからです。
しかし、齋藤さんは、あえて、小さい中小企業のM&Aを専門にされています。
「社会的使命」を重視しているからです。
通常、一人で事務所運営を行っている士業やコンサルタントのメインクライアントは、
年商10億円ぐらいまでのところが多いと思います。
年商1億円以下のところもざらです。
事業承継も満足にできない企業は、圧倒的に年商1億円以下のところです。
しかし、そういった企業のM&Aを行う専門家が圧倒的に少ない。
齋藤さんは、年商1億円以下クラスのM&Aも積極的に行っています。
齋藤さんの元でスモールM&Aについて学んでから、1週間もしないうちに、
M&Aの案件の話が3件もありました。
カラーバス効果ですね。
しかし、スモールM&Aの経験のない私は、実際にそのサポートを行う際には、
齋藤さんを頼らざるをえません。
私の周りのスモールM&Aの専門家は、齋藤さんしかいないからです。
多分、齋藤さんの他にも、スモールM&Aの専門家はたくさんいるのだろうと思います。
でも、私の周りにおいては、スモールM&Aの専門家は齋藤さんしかいません。
先日、齋藤さんの「スモールM&Aアドバイザー養成講座」を受講した人は、
20名以上いましたが、その20名以上の方全員が、私と同じ状況になっています。
すなわち、その20名にスモールM&Aのサポート案件の依頼があった場合には、
自動的に齋藤さんのところに話が行くようになっています。
齋藤さんが、私たちの周りでスモールM&Aの専門家のオンリーワンだからです。
別に、スモールM&Aの専門家になれと勧めている訳ではありません。
案件を獲得したいのであれば、自分の周りにいる士業やコンサルタントの中で、
オンリーワンの存在になればいいということを言いたかったのです。
もし、あなたに士業やコンサルタントの知り合いが100人いれば、
その100人が持っていない強みを持つだけで、その100人の専門家の顧問先からの相談を
一手に引き受けることができるようになります。
相続に強い専門家はたくさんいるでしょう。
でも、自分の周りにいる100人の士業やコンサルタントの中に、相続に強い専門家がいない場合は、
彼らが相談される相続案件のほとんどが、自分のところに来ます。
まずは、自分の周りがだれも持っていない、「オンリーワンになれる強み」を身につけ、
それを徹底的にアピールすることで、相談や案件は、積極的に営業せずとも引き寄せることが
できるようになります。
まずは、「オンリーワン」ネタを見つけましょう。
周りにたくさんいそうで、意外といないのが
「融資に強い」士業やFP、コンサルタントです。
税理士が「融資に強い」と思われていますが、「融資に関する相談」に対して、
即座に的確なアドバイスができる税理士は、ほんのわずかだと税理士自身が言っています。
だから、「融資に強い専門家」になることができれば、周りの士業やFP・コンサルタントの中でも
オンリーワンの存在になれます。
オンリーワンになることができれば、相談がどんどん集まってきます。
「融資に強い専門家」になれば、「どんなメリット」があり、「どんなサービスが提供」でき、
「どれだけの報酬が手に入るか」についての情報が手に入ります。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/gyou/
(東京) 3月2日(木)、3日(金)、15日(水)、17日(金)、18日(土)、4月4日(火)
(大阪) 2月23日(木)、24日(金)、3月7日(火)、8日(水)、23日(木)、24日(金)
※3月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください