- 2017-4-12
- 金融機関との関係づくり
- 金融機関とのつきあい方
金融機関の担当者に自分の事務所を宣伝してもらう方法です。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
小規模事業者持続化補助金の二次募集が、まもなく始まりそうですね。
補助金の情報を、中小企業の経営者に伝えると、とても興味を持って話を聞いてくれます。
私は、顧問先や見込み先に対して、「経営サポート情報」という、A4・1枚の
「中小企業に役立つ情報」の提供を定期的に行っています。
「銀行との上手なつきあい方」や「中小企業支援施策」といった情報をお伝えしているのですが、
その中で、一番強い興味を持ってくれるのが、「補助金・助成金」の情報です。
「補助金・助成金」の情報をお渡しすると、ほとんどの方が、
「この補助金(助成金)は、私たちでももらうことができますか?」
「どうすれば、この補助金がもらえますか」
と食いついてきます。
詳細情報を伝え、
「何でしたら、私がお手伝いしましょうか?」
と言うと、かなりの確率でお手伝いすることになります。
新規顧客を獲得する手段としては、かなり効果的ですね。
この「経営サポート情報」を使って、金融機関に自分の事務所の営業をしてもらう方法があります。
それは、「「経営サポート情報」を金融機関の名前で作ってあげること」なのです。
「経営サポート情報」は、上部3/4が中小企業に役立つ情報。下部1/4が「発行・ご相談・お問い合わせ」と、
自分の事務所の情報(事務所名・住所・電話番号・URL・メールアドレス)を伝える部分になっています。
通常は、「発行・ご相談・お問い合わせ」の部分については、弊社の情報を載せているのですが、
金融機関に渡す場合は、その金融機関の支店の情報を入れたものにして渡します。
どれだけ、取引先の経営者が喜ぶような情報でも、弊社の情報の入った「経営サポート情報」を
金融機関が配るのは、いろいろな事情が絡むため、積極的にしてくれません。
しかし、金融機関の支店の情報の入った「経営サポート情報」であれば、抵抗なく受け取ってくれますし、
積極的に配布してくれます。
その「経営サポート情報」を
「御支店の情報の入った「経営サポート情報」を作りました。今回の情報は補助金の情報なので、
多くの経営者の方々が喜んでくださると思いますよ。どうぞ、積極的にご利用ください」
と言って支店長に渡します。
その際に、
「この「経営サポート情報」を配ったときに、取引先から『もっと詳しい情報が聞きたい』と言われたら、
遠慮なくご連絡ください。一緒に詳しい説明をしに伺いますから」
と伝えるのです。
補助金の情報を配布すると、多くの経営者が詳しく聞きたいと思います。
しかし、金融機関の担当者は、その内容について詳しいことはほとんど知りません。
なので、あらかじめ
「説明しに同行しますよ」
と伝えてあげると、補助金の情報を詳しく聞きたいという取引先に連れて行ってくれます。
その結果、その取引先の補助金サポートの案件につながることも少なくありません。
補助金サポートの案件をきっかけにして、その顧客を顧問先にするという戦略も立てやすくなります。
このように、「経営サポート情報」を使うと、金融機関に自分の事務所の営業マンに
なってもらうことが出来るのです。
補助金の募集が開始された際は、「経営サポート情報」を作って、金融機関に提供されることをお勧めします。
補助金をはじめとする「中小企業支援施策情報」は、中小企業の経営者にとって、とても役立つ情報です。
国や地方自治体は、そういった「中小企業支援施策」を積極的に行っています。
しかし、告知のしかたが下手なため、ほとんどの経営者が、その存在を知りません。
「中小企業支援施策情報」を継続的に伝えることが出来れば、多くの見込み先を獲得することも、
その見込み先を顧問先にすることも難しくありません。
そんな「中小企業支援施策」を提供して、見込み先を獲得するためのヒントが手に入ります。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 4月13日(木)、15日(土)、5月9日(火)、10日(水)、17日(水)、19日(金)
(大阪) 4月21日(金)、22日(土)、5月12日(金)、13日(土)、24日(水)、26日(金)
※5月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください