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ネクストフェイズが運営する融資コンサルタント協会では、会員からのメールや電話などによる個別相談にのったり、活動報告をいただいたりしています。先日、独立1年目の若手税理士の会員から、補助金申請サポートの料金相場についてご質問をいただきました。
東 川 「おめでとうございます。もうすぐ締切の、この補助金ですよね。今が、がんばりどきです。
●平成28年度第2次補正予算「小規模事業者持続化補助金」の追加公募
質問者 「はい、しかし請求額をまだ決めておらず…。補助金申請サポートの報酬の相場って、どれくらいでしょう?」
こんにちは、ネクストフェイズ編集部(以下、編集)です。報酬額って、なかなか決めにくいですよね。業界として「だいたいこれくらい」というのがあっても、初めて請ける仕事の場合、その相場と自分の労力のバランスが見えません。この方が迷うのも当然です。
1/完全成功報酬型(成功したときだけ料金が発生)=調達額の15~20%
2/着手金+成功報酬型=着手金(調達額の5~10%)+成功報酬(調達額の10~15%)」
質問者 「私、初めてなもので、完全成功報酬型はちょっと勇気が…」
東 川 「ベテランでも着手金を請求する方はたくさんおられますし、とくに独立まもない質問者さんのように、キャリアの最初はそれでもいいと思いますよ。完全成功報酬型はお客さんにとってリスクゼロなので引き合いは増えますが、経験を積んで採択されるコツをつかんで自信がついてからでもいいでしょう。で、今回はどんな数字ですか?」
そうそう、試算は大切。パーセンテージより、具体的な金額を出してこそ、です。
東 川 「ちょっと計算してみましょう。
1/完全成功報酬型=成功報酬(20%計算)=8万円
2/着手金+成功報酬型=着手金(5%計算)2万円+成功報酬(15%計算)6万円=8万円」
質問者 「もし採択されなければ、2万円+消費税のみですよね…」
東 川 「今回の公募分は最大50万円の申請しかできませんから、どうしても単価は低くなりがちですよね。しかし補助金は、多くの経営者が興味をもってくれます。新しい方々の興味を集めるには、このうえなく強力な材料ですよ」
質問者 「そうですね、今後は補助金獲得サポートを自分のアピールポイントとして、新規顧問先になりそうな見込み客と出会っていきます」
東 川 「何度も手がけるうち、採択されやすい書類を作れるようになれます。こうして私も個別の相談にのりますから、積極的に新しい企業さんにアプローチしてください」
融資のことはもちろん、多くの経営者が興味をもってくれる補助金についてもしっかりお話しするセミナーはこちらです。「融資に強いFP・士業になる方法セミナー」というタイトルではありますが、一番の目的は、「お金のことについて中小企業から頼りにされる士業になる」なのです。
※融資に関する質問などにもその場でお答えします
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