本社/大阪府吹田市豊津町40-6 EBIC吹田 311
東京/東京都渋谷区渋谷3-5-16 渋谷三丁目スクエアビル 2F katana渋谷オフィス

融資コンサルタント協会員サイト訪問記_Vol.7 – 専門家の「自己開示」で読み手に安心感

知らない専門家に補助金の相談なんてしにくいですよね。だからこそ、専門家側からの積極的な自己開示が有効です。

こんにちは。株式会社ネクストフェイズのキドです。

このシリーズでは、販促担当のキドが、一般社団法人融資コンサルタント協会の会員様のサイトを訪問し、良いと思ったところをみなさまに共有させていただきます。

是非、今後のHP制作にあたり、ご参考にしてみてください。

※一般社団法人融資コンサルタント協会サイトはこちら

 

紹介ページ

今回ご紹介させていただくのは会員の西村佳隆さん、対象のページはこちらです。

株式会社ビジネスリノベーション様


 

ポイント1:「HP」ではなく「LP」

今回ご紹介のページは、今までと大きく違うポイントがあります。

それは、「ホームページ(HP)」ではなく、「ランディングページ(LP)」であることです。

HPとLPの違いですが、以下のように、その目的に大きな違いがあります。

●HP:会社概要や理念、取り扱い業務など、自社を「紹介」することが目的

●LP:自社の提供する商品・サービスに「申し込んでいただく」ことが目的
※いわゆる、「潜在顧客」から「見込み顧客」への転換(コンバージョン)を目的としています

 
今回、一般的なLPにはあまり見られない工夫がございましたので、そちらを中心にご紹介させていただきます。
 

ポイント2:通常のLPにはあまり見られない工夫 – ていねいな会社案内

通常、LPの構成要素は「サービスや商品の概要説明」、「メリットの提示」などが多くを占めるのですが、株式会社ビジネスリノベーション様の場合、「会社紹介」も目立つように、詳しく掲載されております。


株式会社ビジネスリノベーションサイトより

一概には言えませんが、こういった会社紹介は、LPによっては丸々省かれることもあります。

ではなぜ、HPだけでなくLPでも会社紹介を行うのか。

私の考えでは、これからサポートする事業者に対して、少しでも「安心」してもらうためなのではないかと感じました。

補助金サポート業務の依頼にあたり、資料作成のため、事業者の「自己開示」が必要となりますが、信頼感の生まれていない専門家に対して、いきなり身の内をさらけ出すのは抵抗があると思うのです。

そこで、少しでも信頼感をもっていただくためにも、まずは提供する「専門家側の自己開示」を行うことで、どんな会社か理解してもらい、事業者に安心してもらうことが重要です。

こうした気持ちの寄り添いにより、事業者の前向きな協力が望めるのではないでしょうか。
 

ポイント3:事業者にとって魅力的なキーワード – 「ほぼ丸投げ」

事業者目線でLPを拝見していると、パワーワードともいえるほど魅力を感じるキーワードがいくつかございました。

なかでも、私が特に魅力的に思ったのは、「ほぼ丸投げ」というキーワードです。

このキーワードはLPのトップバナーだけでなく、ページ中腹、ページ下部の計3ヶ所に記載されており、事業者にも特に見てほしいキーワードなのだと感じました。


株式会社ビジネスリノベーションサイトより

依頼には前向きでも、その後の手続きなどを想像するとなかなか行動に移せない方は少なくありません。日々忙殺されている事業者にとっては尚更です。

そんななか、この「ほぼ丸投げ」という言葉がどれだけ安心できることか。

このキーワードだけでも、魅力を感じる事業者は少なくないと思います。
 

ポイント4:読者に選択肢を与えている – 今すぐの決断を迫らない懐の広さ

「事業再構築補助金・ものづくり補助金獲得の4つのポイント」を見ていると、実にわかりやすくポイントを解説いただいています。

こうした解説を経たうえで、読者側に「ご自身で申請なさることも可能」というふうに選択肢を与えております。


株式会社ビジネスリノベーションサイトより

必ずしも、依頼しなければいけないというわけでなく、あくまで、「ご自身の判断」となるよう、決して強制はしていないのです。

自社のサービスをアピールするLPだからこそ、こうした「一歩引いたアピール」が、先で述べたような信頼感や安心感につながるのではないでしょうか。
 

どこから読んでも興味をもちやすい内容

全体をとおして私が感じたことは、「どこから読んでも興味付けされる」ということです。

基本、LPは上から順に読んでいただくことを想定して作成しますが、読み手が必ずしもそのとおり見てくださるとは限りません。全体を俯瞰して、ざっくり理解する方もいるでしょうし、部分的にしかご覧になられない方もいらっしゃるでしょう。

しかし、株式会社ビジネスリノベーション様のLPは、どの部分から読んでも読者が興味をもつように、推したいポイントを複数回アピールしたり、依頼までいかずとも、読者に有益となるポイントを掲載したりと、とにかく興味をもっていただくための工夫がちりばめられています。

これにより、部分的にしか読んでいない人に対しても、メリットは伝わりやすくなりますし、最初から順に読んでいる人にも、繰り返し伝えることで、その理解度を増していただく効果があるのではないでしょうか。


専門家の強みが様々あるように、HPやLPもその形は様々です。

作成にあたりセオリーに則ることはもちろん重要ですが、その中にも「読者への配慮」や「独自性」を入れることで、記憶に残るLPになるのではないかと思います。

今後もさまざまなサイトを訪問しながら、士業・コンサルタントの販促に役立つ事例を共有していく所存です。今後ともどうぞよろしくおつきあいください。

また本ページのご感想などいただけましたら、励みになります。気軽にお寄せください。

※融資に関する質問などにもその場でお答えします

関連記事

住所
大阪本社

〒564-0051
大阪府吹田市豊津町40-6
EBIC 吹田 311

TEL 06-6380-1259

FAX 06-6318-6175

東京事務所

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-5-16
渋谷三丁目スクエアビル 2F katana渋谷オフィス

 アクセス方法
ページ上部へ戻る