- 2016-1-14
- 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
昨日、「今年はこうなる!「三大補助金」~補助金情報をまとめました~」
という内容のブログを書きましたが、その内容の一部が間違っていました。
その内容を見た東京の中小企業診断士の方が、ご丁寧にも、間違いを指摘してくださったのです。
いろいろと資料を調べてみると、私が、経済産業省の資料を読み間違えていたことがわかりました。
ここで、その内容を訂正させていただきます。
間違っていた内容というのは、【小規模事業者持続化補助金】についての情報です。
1次・2次の募集開始時期と公募締切の情報は、間違っていなかったのですが(予想ですから)、
3次公募がないかもしれません。
そして、情報が大きく間違っていたのは、「今年の特徴」の内容でした。
「経営計画書・補助事業計画書の内容に大幅な変更はない」
この情報はOKです。
「予算が倍増しているため、採択件数が増加する可能性大」
この情報が間違っていたのです。
実は、概算要求での予算案の内容を読み違えていました。
実際には、昨年より予算が大幅に減っています。
昨年の補助金採択者(社)数の成果目標は、30,000者(社)でした。
(実績は33,855者(社))
今年の成果目標は、12,000者(社)と大幅に減っています。
逆に、この補助金の認識率の増加から、応募者件数は、増えそうですので、
その結果、昨年に比べ、今年は採択されるのが難しくなりそうです。
ということで、3つめの
「3次公募まで行われる可能性大」
というのも、いささか怪しくなってきました。
この情報の後ろに書いてあった、
「今年の目玉は、「小規模事業者持続化補助金」。
予算が倍額になり、採択件数も大幅に増えそうです。」
も大間違い。
正しくは、
「予算が削減され、採択件数も大幅に減ります」
です。
また、「補助上限額と補助率」のところも、情報に漏れがありました。
補助上限額が100万円のところを
「雇用対策・買物弱者対策を行った場合」としており、
「海外展開」が抜けていました。
正しくは、
「海外展開・雇用対策・買物弱者対策を行った場合
100万円(補助率2/3)」
です。
間違った情報を流して、混乱させてしまい、本当にすみませんでした。
しかし、本当に親切な方のおかげで、何とか、大きくご迷惑をかけずにすみました。
情報の間違いを指摘してくださった、東京の中小企業診断士の方に、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
先ほどから、お伝えしていますように、今年の「小規模事業者持続化補助金」は、いささか厳しそうです。
今から十分な準備をして、1次公募に応募するよう、動いたほうが得策だと思います。
昨年の補助金の【公募要領】を、ご自分のクライアントや見込み先に、配ってあげて、
「今年は厳しくなりそうなので、1次公募に間に合うように、準備しましょう。
この資料を参考にして、とりあえず、「経営計画」と「補助事業計画」を考えておいてくださいね。」
と伝えてください。
それだけの準備をするだけで、1次公募に採択される確率を高めることができると思います。
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