- 2016-2-3
- 補助金・助成金
- ものづくり補助金, 士業のビジネスモデル, 弁理士
先日、大阪で、
「ものづくり・商業・サービス新展開補助金を獲得するためのポイント」
というテーマで、昨年、多くの補助金の採択を実現してきた中小企業診断士の方に
お話していただくという勉強会を実施しました。
こんにちは、ネクストフェイズのヒガシカワです。
2月2日(火)に東京でも、同様の勉強会を行ったのですが、大阪・東京とも、弁理士の方が
参加されていました。
参加した2人とも言うのは、
「ものづくり補助金(「ものづくり・商業・サービス新展開補助金」のこと)と、
弁理士の業務は相性がいい!」
ということでした。
この勉強会で講師が言っていた補助金を獲得するためのポイントは、
(1)キーワードを聞き出す
(2)自社にとって革新的といえる内容を見つける
(3)数字で具体的に説明する
(4)優位性を強くアピールする
(5)自社・顧客を含む経済波及効果を伝える
(6)論理展開をしっかりする
(7)技術の説明をわかりやすく書く
ということでした。
弁理士の方に言わせると、
「これって、特許申請をするときに、弁理士がクライアントからヒアリングする内容そのまま」
なんだそうです。
両人とも、「ものづくり補助金」に応募した申請書の実物を初めて見たのですが、それを見て、
「これなら、弁理士だったら、かなり協力できますね」
と言っていました。
私は文系人間なので、技術的な説明が必要になりがちの「ものづくり補助金」は、
自分にとって難しいのではないかと思い避けてきたのですが、今回の勉強会を受講して、
「意外に申請は難しくないな」
と認識を新たにしました。
ましてや、今回は、サービス業に対しての採択割合が高くなると予想しているので、
設備投資を伴うものであれば、何とか、採択されるような申請書は書けそうな気がします。
そして、その申請書を書くときに、強力な協力者となり得るのが、「弁理士」ではないかと思っています。
事業計画部分は、自分たちがチェックし、技術部分や全体的にわかりやすい文章にするチェックは、
弁理士の方にお任せするという分担をすれば、採択率が高まると思います。
補助金を申請する際、その資金使途(補助金を何に使うか)の中に、「特許申請費用」と、入れておけば、
弁理士にとって補助金獲得後の仕事も確保できます。
その上、申請書作成のサポートをする課程でのミーティングで、関係性も強化できるため、
その後の業務依頼も出てくる可能性も高くなります。
提携する他の士業にとっても、苦手な技術部分を担当してくれることにより、業務の負担が少なくなるため、
より多くのクライアントのお手伝いができます。
弁理士にとっても、他の士業にとっても相乗効果の働く組み合わせになると思いますので、
今年は、弁理士の方との提携で、「ものづくり・商業・サービス新展開補助金」の申請サポートを
してみてはいかがでしょうか?
補助金がもらえることが決まれば、それをネタに金融機関から借り入れしやすくなります。
補助金は、採択された後、実際にお金を使い、その後、使った費用の申請をします。
まず、資金を立て替える必要があるという訳です。
これを「つなぎ資金」と言います。
この「つなぎ資金」について、融資して欲しいと依頼すれば、かなり高い確率で、貸してくれます。
しかし、誰も彼もに貸してくれるわけではありません。
「つなぎ資金」を貸すのは、金融機関とよい関係性を作っている会社に対してだけです。
そういう金融機関とのよい関係を作るための支援をするためのノウハウが手に入ります。
●「融資に強い税理士になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fstc/
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 2月4日(木)、5日(金)、19日(金)、22日(月)、23日(火)、3月23日(水)、24日(木)、25日(金)
(大阪) 2月9日(火)、10日(水)、11日(木)、3月10日(木)、11日(金)、12日(土)