- 2016-4-12
- 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
「目指すべき姿」をはっきり伝えることで、どんなビジネスにしたいのか理解してもらいやすくなります。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
【小規模事業者補助金】を獲得する確率を高めるための、
申請書の書き方のコツを伝える5回目です。
今回は、「経営計画書」の「4.経営方針・目標と今後のプラン」
の部分の書き方のポイントをお伝えします。
【公募要領】24ページ一番下にある「4.経営方針・目標と今後のプラン」について
説明しているグレーの部分には、
「※1~3でお書きになったことを踏まえ、今後、どのような経営方針や目標をお持ちか、
可能な限り具体的にお書きください。
また、方針・目標を達成するためにどのようなプラン(時期と具体的行動)をお持ちかお書きください」
とあります。
それを踏まえて、ここで書くべきことは、
【経営方針】【経営目標】【今後のプラン】
【このプランを実行することでのターゲット顧客のメリット】
の4つとなります。
【経営方針】は、今後、自社のビジネスをどういう風に持って行きたいのかを書きます。
別の言い方をすると「目指すべき姿」ですね。
【公募要領】に書いてある、
「価格の値下げ圧力に負けない経営を目指すとともに、常連のお客様からいただいている
高い評価に甘んじることなく、当店の魚料理のおいしさを一人でも多くの人に伝えたい」
という部分が、【経営方針】
になります。
ネクストフェイズの見本では、
① 中小企業の成長に貢献できる士業・コンサルタントを5年間で1000人以上輩出し、
中小企業の活性化に資する
② 弊社と関わりのある士業・コンサルタントのネットワークを作り、全国の金融機関や
商工会・商工会議所と提携し、中小企業の経営者が、今までの10倍以上相談しやすい環境を構築する
と、番号列挙の箇条書き方式で書いています。
こういう書き方の方が、「自分たちが目指しているものが何か」とわかりやすく伝えることができます。
【経営目標】に書くべきことは、「目標数字」です。
できれば、申請年度を含めて、3年分の「売上目標」「利益目標」の表はつけておいた方がいいでしょう。
あくまでも目標なので、それが実際に達成できなくても、特に問題はありませんが、最初から
「それは無理だろう」
という目標にしてしまうと、計画自体の信憑性を疑われかねませんので、実現可能で、
少し努力すれば達成できる目標にしておくというのが、説得力のある計画になります。
「売上目標」や「利益目標」以外にも、そのビジネスを進めていく上において
「指標となる数字」、ネクストフェイズの見本で言うと、「ブ士塾会員数」を決めているのであれば、
その目標も書いておいてください。
【今後のプラン】では、先述した【経営方針】や【経営目標】を達成するために、
「具体的にいつ、何をしていくのか」という「アクションプラン(行動計画)を書きます。
これは、補助事業期間内の行動計画ではなく、それ以降に何をするのかについても言及してください。
ここでは、どれだけ具体的に考えて書いているかが、とても重要になります。
【このプランを実行することでのターゲット顧客のメリット】のところには、
みなさんの商品・サービスを提供することで、ターゲット顧客には、どんなメリットがあるのか、
具体的に書くこと。
ここも、番号列挙の箇条書き方式で書いたほうが、わかりやすくなります。
【小規模事業者持続化補助金】を獲得するためには、採択にされるのに必要なポイントを
「漏れ無く」「ダブリ無く」書く必要があります。
そんな「漏れ無く」「ダブリ無く」書くには、どうすればいいかを、実際に採択された申請書を使いながら、
わかりやすく解説している動画です。
見本があるから、どう書けばいいか、必要なポイントがどういうことか、より理解できます。
【動画で学ぶ 小規模事業者持続化補助金をもらえる確率を高める方法】
https://www.npc.bz/syoukibo2016
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