- 2017-5-19
- 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
前回、不採択の人にとっては、チャンスかもしれません。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
今年も、いろいろな商工会議所で、創業塾や、経営者向けセミナーを行う関係で、
担当者と打合せをする機会が、よくあります。
最近、打ち合わせするときに、良く出る話題が、
「小規模事業者持続化補助金(追加公募)ですが、反応が薄いのです」
ということなのです。
実際、日本商工会議所の事務局から、前回の不採択の方に
「応募しませんか?」メールを送るくらいですので、本当に、応募自体が少ないのでしょうね。
商工会議所に対しても、ほとんど問い合わせもなく、商工会議所からのメールが届いたころから、
少しお問い合わせがある、といった感じだそうです。
今回は、採択予定件数が6,000件と少ないことで、
「ハードルが高い」
と思われているようです。
昨年もそうだったのですが、前々回や前回に採択されなかった申請者が、ほとんど申請書の内容を
変えずに、追加公募にエントリーし、採択されたという事例は、結構たくさんあります。
なぜ、そうなるかと言うと、原因は2つあります。
一つは、「審査する人間により、判断が違うから」。
もう一つは、「エントリー数が少なくなることで、合格水準が下がるから」
なのです。
審査する際は、審査基準というのがありますし、その審査基準に従って、採点・評価していきます。
基本的には、その評価の高い順から、採択していくというのが、一般的な審査のしかたです。
しかし、その審査基準も、絶対的な基準ではなく、審査する人によっても、微妙に判断が違いますし、
同じ人が審査する場合でも、その人の体調や、一緒に審査している他の申請書の内容によっても、
微妙に変わってきます。
例えば、すごくいい内容の申請書の審査が5つ続いたあと、それほどではない申請書を
審査するとします。
その申請書も、採択される基準には達しているのですが、前の5つが素晴らしすぎて、それに比べると
劣る内容になるため、採点が辛くなる。
一日に、10も20も申請書を見ていると、そんな風になることは、よくあります。
また、エントリー数が少なくなれば、合格基準が下がるのは、よく理解いただけると思います。
応募された申請書のうち、90点以上が10%、80点以上が10%、75点以上が10%、70点以下が、
70%だったとします。
採択される件数は、全部で30件だった場合、
100しか応募がない場合の合格基準は、75点以上になりますが、200の応募があった場合は、
80点以上になります。
300の応募があった場合の合格基準は90点になってしまいます。
だから、前と同じ内容のエントリーでも、応募件数が少ない場合は、前回が合格基準に
達していなくても、追加応募で、合格基準に達することはあります。
なので、
「前回、採択されなかったので、今回も無理だろう」
と思うのではなく、
「もう一度エントリーすれば、採択されるかもしれない」
と考え、再応募してみればいかがでしょうか?
ただし、その際には、
「前に応募した申請書の内容を見直し、多少はブラッシュアップをしておくこと」。
それだけで、採択確率を高めることはできますよ。
前回、応募して採択されなかった自分たちのクライアントや見込み先に対し、
「もう一度エントリーしましょうよ。私もお手伝いしますから」
と勧めましょう。
補助金の申請書を一緒に作る過程で、いろいろと話を聞くことが出来るため、
相手との距離はとても近づきます。
上手な接し方をすれば、申請後に顧問契約につながるようにすることも可能になります。
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