この補助金は、NPO法人での起業にも使えます。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
「4月27日(金)に、「事業承継補助金」の募集が始まりました。」
というのは、先日お伝えしました。
同じ日に、「地域創造的起業補助金」も募集開始となりました。
本当に、一時に重なるものでございます。
採択想定件数が95件と、狭き門となりますが、
これから創業を考えられている方は、トライされてみてはいかがでしょうか?
詳細について説明させていただきます。
1.事業の目的
「地域創造的起業補助金」は、新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を
活性化させることを目的に、新たに創業する者に対して創業に要する経費の一部を助成します。
2.募集時期
平成30年4月27日(金) ~ 2018年5月22日(火)
3.採択想定件数
一昨年の応募件数は2,983件、採択件数は143件(創業・第二創業合計)。
昨年の応募件数は、大幅に減って、739件、採択件数は109件
今年の採択想定件数は、昨年からさらに減って95件となっています。
年々狭き門となってきますね。
4.補助上限額・補助率
(1外部資金の調達確約がある場合:200万円(補助率1/2)
(2)外部資金の調達確約がない場合:100万円(補助率1/2)
今回も、「外部資金の調達確約の有無」があるのとないのとでは、
もらえる補助金の額が違ってきます。
5.募集対象者
(1)平成30年4月27日以降に創業する者であって、平成30年12月31日までに
個人開業又は会社・企業組合・協業組合・特定非営利活動法人の設立を行い、
その代表となる者であること
※すでに個人事業主あるいは経営者の方は対象となりません。
ただし、個人事業主または経営者の方においても、既存事業と異なる新たな事業を、
新たに開業届、あるいは会社等の設立をもって実施する場合は対象となります。
(2)事業実施期間中に一人以上雇用する者であること
(3)産業競争力強化法に基づく認定市区町村における創業であること
(4)特定創業支援事業を受けた又は受ける予定である者であること
6.補助対象事業
(1)既存技術の転用、隠れた価値の発掘(新技術、設計・デザイン、アイディアの活用等を含む。)
を行う新たなビジネスモデルにより、需要や雇用を創出する事業であること。
(2)特定創業支援事業を受ける者による事業であること。
(3)金融機関からの外部資金による調達が十分見込める事業であること。
(4)地域の需要や雇用を支える事業や海外市場の獲得を念頭とした事業を、日本国内において興すもの。
(5)以下のいずれにも合致しないこと。
・公序良俗に問題のある事業
・公的な資金の使途として社会通念上、不適切であると判断される事業
・国(独立行政法人を含む)の他の補助金、助成金を活用する事業
7.申請窓口・問合せ先
地域創造的起業補助金事務局
http://www.cs-kigyou.jp/entry.html
今回の創業補助金は、昨年と条件ほとんど変わっていません。
今の時点で、創業補助金の獲得サポートの依頼を受けているのであれば、
「外部資金の調達確約があるかないか」
「事業実施期間中に一人以上の雇用を創出する創業なのかどうか」
については、必ずチェックしておいてください。
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