この「消費税軽減税率対策」 だんだんと使いやすくなってきていますね。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
今年10月の消費税増税に関連した補助金として、
「軽減税率対策補助金」があります。
その他にも、今年4月以降に、新たな消費税対策の補助金である
「キャッシュレス・消費者還元事業 決済端末等後導入補助金」
(仮名です。多分、このような名前にはならないと思います)
が募集されるようですが、この補助金については、後日、お伝えさせていただきます。
軽減税率対策補助金とは、
「消費税軽減税率の実施に伴い必要となる中小企業・小規模事業者に対して、
複数税率対応レジの導入や、受発注システムの改修等に要する経費の一部を補助することにより、
導入等の準備が円滑に進むよう支援する補助金」
です。
この軽減税率対策補助金の補助対象が拡大され、より使いやすくなっています。
今回は、
「軽減税率対策補助金を使って、何を導入できるのか」
ついてお伝えします。
(1)複数税率対応レジの導入等
<A-1型 レジ・導入型>
複数税率対応の機能を有するPOS機能のないレジの導入費用
<A-2型 レジ・改修型>
複数税率非対応レジを対応レジに改修する場合の費用
<A-3型 モバイルPOSレジシステム>
複数税率に対応した継続的なレジ機能サービスをタブレット、PC、スマートフォンを用いて利用し、
レシートプリンタを含む付属機器を組み合わせてレジとして新たに導入する費用
<A-4型 POSレジシステム>
POSレジシステムを複数税率に対応するように改修または導入する場合の費用
<A-5型 券売機>
券売機を使用して日頃から軽減税率対象商品の請求書(領収書)等の発行をしており、
将来にわたり継続的に請求書(領収書)等の発行を行うために券売機を改修又は導入する費用
<A-6型 商品マスタ>
複数税率に対応するために商品マスタを設定する場合の費用
(2)受発注システムの改修等
<B-1型 受発注システム・指定事業者改修型>
改修・入替をシステムベンダー等に発注・実施する場合の費用
<B-2型 受発注システム・自己導入型>
中小企業・小規模事業者等自らパッケージ製品・サービスを購入し導入する場合の費用
(3)請求書管理システムの改修等支援
<C-1型 請求書管理システム・システム改修・導入型>
請求書管理システムを改修・導入する場合の費用
<C-2型 請求書管理システム・ソフトウェア自己導入型>
請求書管理システムを自己導入する場合の費用
<C-3型 請求書管理システム・事務機器改修・導入型>
ハードウエアと一体化した請求書管理システム・事務機器を改修・導入する場合の費用
通常、補助金における補助率は、多いもので「2分の1以内」から「3分の2以内」と
なっていることが多いのですが、この「軽減税率対策補助金」は、補助率が「3分の4以内」
3万円未満のレジを1台のみ導入する場合の補助率なら「5分の4以内」となっています。
とても補助率が高いです。
4月以降に募集開始される予定の
「キャッシュレス・消費者還元事業 決済端末等後導入補助金」(仮名)
の補助率は3分の2以内となっていますので、同じような機器を導入する場合は、
どちらの補助金を利用するのか、よく吟味して、利用すべきですね。
「補助金や助成金の情報を提供しても、自分はノウハウも、資格もないので、
顧客のサポートができない」
という方もいらっしゃいます。
自分ですべてサポートする必要はありません。
ある程度の前さばきををしてあげれば、後は、専門家を紹介することで、クライアントに
喜んでもらうことができます。
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