- 2020-7-15
- 補助金・助成金
- ものづくり補助金, 家賃支援給付金, 小規模事業者持続化補助金, 持続化給付金
返さなくていいお金、魅力的ですよね。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
中小企業が資金繰りを改善するいちばん手っ取り早い方法が、融資。しかし融資は「返さなければならないお金」です。たくさん借りると将来、資金繰りが厳しくなってしまいます。
しかし今はありがたいことに、「補助金」「助成金」「給付金」など、「返さなくてもよいお金」が充実しています。
すでにご存じのものもあると思いますが、今日は中小企業がもらえる代表的な補助金&給付金をお知らせします。
<最大200万円> 持続化給付金
売上が大きく減少(売上が昨年対比50%以上減少)した事業者に対し、法人200万円、個人事業者等100万円を上限に、現金を給付するというものです。
申請期間は、令和3年1月15日(金)まで。※1月末までの申し出があれば2月15日(月)まで延長
内容の詳細は以前のブログ、または公式ホームページにて確認ください。
<最大600万円> 家賃支援給付金
売上の急減に直面する事業者の事業継続を下支えするため、固定費の中で大きな負担となっている地代・家賃の負担を軽減することを目的として、テナント事業者に対して給付金を支給する制度です。
5月~12月において、いずれか1カ月の売上高が前年同月比で50%以上減少か、連続する3ヶ月の売上高が前年同期比で30%以上減少している中堅企業、中小企業、小規模事業者、個人事業者等が、法人なら最大600万円、個人事業主なら最大300万円もらえます。
内容の詳細は以前のネクストフェイズブログ、または公式ホームページにて確認ください。
●法人なら最大600万円もらえる【家賃支援給付金】
国だけではなく、家賃に対する支援を行っている都道府県や市町村もあります。
<最大1,050万円> ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
主に設備投資に使える補助金です。
第3次締切は、8月3日(月)です。
内容の詳細は、公式ホームページにて確認ください。
●ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公式ホームページ
<最大150万円> 小規模事業者持続化補助金(一般型)
小規模事業者等が、地域の商工会議所または商工会の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用を出してくれる補助金です。
下記のような取組に使えます。
・新商品を陳列するための棚の購入
・新たな販促用チラシの作成、送付
・マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告
・新たな販促品の調達、配布
・ネット販売システムの構築
・国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加
・新商品の開発
・新商品の開発にあたって必要な図書の購入
・新たな販促用チラシのポスティング
・国内外での商品PRイベント会場借上
・ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言
・新商品開発に伴う成分分析の依頼
・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含む)
第3回締切は、10月2日(金)です。
内容の詳細は、公式ホームページにて確認ください。
<最大200万円> 小規模事業者持続化補助金(コロナ対応型)
新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越えるために、具体的な対策(サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備)に取り組む小規模事業者等が、地域の商工会または商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用を出してくれる補助金です。
上記の一般型の使い途に加え、下記のような取組にも使えます。
・外部からの部品調達が困難であるため、内製化するための設備投資
・製品の供給を継続するための投資
・コロナの影響により、生産体制を強化するための設備投資
・他社が営業停止になったことに伴い、新たな製品の生産要請に応えるための投資
・店舗販売をしている事業者が、新たにEC販売に取り組むための投資
・店舗でサービスを提供している事業者が、新たにVR等を活用してサービスを提供するための投資
・有人で窓口対応している事業者が、無人で対応するための設備投資
・有人でレジ対応をしている事業者が、無人で対応するための設備投資
・WEB会議システムの導入
・クラウドサービスの導入
第3回締切は8月7日(金)、第4回締切は10月2日(金)です。
内容の詳細は、公式ホームページにて確認ください。
これら以外にも、中小企業がもらえる補助金や給付金、助成金はまだまだあります。今後も積極的にお伝えしていく予定です。
補助金サポートから顧問契約につなげるブリッジとして、「つなぎ融資」の提案はとても有効です。
補助金に採択されても、もらうまでに時間がかかります。先に立て替える必要があるからです。立て替えから着金まで一定の期間があることを考えると、つなぎ融資に大きな需要があるのはおわかりでしょう。
「補助金申請サポート」→「つなぎ融資獲得サポート」という流れで経営者にアプローチすれば、経営者と何度も打ち合わせを重ねるうちに親しく思ってもらいやすく、ニーズもより正確に把握することができ、先方の希望に沿った活動がしやすくなります。こちらの支援に満足いただければ、「顧問として、しばらくお世話になりたい」という言葉を聞ける可能性も高まります。
そんな「補助金+つなぎ融資」を提案できる専門家になるためのヒントが手に入ります。
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※東京・大阪ともに複数日程あり
【東京】
7月22日(水)、24日(金)、27日(月)、8月7日(金)、8日(土)、26日(水)
【大阪】
7月21日(火)、29日(水)、8月4日(火)、8月5日(水)、8月20日(木)
※8月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください
100もピックアップされていると、それぞれの顧客企業にぴったりの補助金も見つかりやすそうです。