- 2020-11-9
- 補助金・助成金
- 小規模事業者持続化補助金
この様子だと次の募集の採択率も下がるかもしれません。十分な準備のヒントをお知らせします。
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
2020年10月30日に、中小企業庁から令和2年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」の「コロナ特別 対応型(第3回締切分)」の採択補助事業者が公表されました。
今回の採択率は驚くなかれ、33.95%。3者に1者しか採択されなかったことになります。
今までの採択率
今年募集された「小規模事業者持続化補助金」の「応募者数」「採択者数」「採択率」を並べてみました。
応募者数 | 採択者数 | 採択率 | |
第1回(一般型) | 8,044 | 7,308 | 90.85% |
第2回(一般型) | 19,154 | 12,478 | 65.15% |
第1回(コロナ型) | 6,744 | 5,303 | 78.63% |
第2回(コロナ型) | 24,380 | 19,833 | 81.35% |
第3回(コロナ型) | 37,302 | 12,664 | 33.95% |
今回の「第3回(コロナ型)」を除いて、採択率は軒並み65%を超えています。
33.95%という数字で、第3回(コロナ型)がいかに厳しかったのかよくわかりますね。
2021年度末までの「小規模事業者持続化補助金」の締切について
これから2020年度末(2021年3月31日)にかけて、2回の締切があります。
●第5回(コロナ特別対応型) 2020年12月10日(木)締切
コロナ特別対応型はこの第5回が最終受付になり、今後の募集は令和2年度第3次補正予算で予算計上されない限りは、新規募集はなさそうです。
●第4回(一般型) 2021年2月5日(金)締切
一般型は、応募要領の第8版に「※第5回受付締切以降(2021年度以降)については、今後、改めてご案内します」とありましたので、まだ募集が続くでしょう。
「コロナ特別対応型」における低採択率の傾向は続くかもしれない
「コロナ特別対応型」は、「一般型」に比べて人気があります。実際に新型コロナウイルスの影響を受けている事業者数が多いのはもちろん、一般型よりもらえる金額が多いせいもあるかもしれません。
私は補助金申請のアドバイスも行っており、申請書を見る機会がよくあります。「小規模事業者持続化補助金」の申請書もたくさん見てきました。
最近の傾向として、「一般型」で申し込むべき内容のものが、無理やり「コロナ特別対応型」を申請する内容にしているものが少なくなかったように思えます。
しかし無理に計画を作っているので内容に一貫性や整合性、また実現性に乏しく、まさに「コロナ対応型」に該当する申請に比べて見劣りがします。そういう申請書が多ければ、採択率が下がるのは当然のことでしょう。
「小規模事業者持続化補助金」の予算割り振りは?
「コロナ特別対応型」の予算は、令和2年度2次補正予算で計上されている1,000億円です。
これは、「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」との合算の予算額ですので、もしかして「小規模事業者持続化補助金」に割り振られる予算額が枯渇しそうになっている可能性もあります。
今までの傾向から、第4回(コロナ特別対応型)と第5回(コロナ特別対応型)の申請件数は増えそうな気配ですので、もし予算が枯渇しかけているのであれば、今後も審査は厳しく、同様の低採択率となることは十分考えられます。
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12月10日(木)締切の最終募集となる「第5回(コロナ特別対応型)」の採択率が今回同様33%程度になると、採択されるには申請書の内容をかなりブラッシュアップする必要があります。今までのような申請書の作り方では、不採択になりかねません。
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●適用にならないケース
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●審査の観点
●主な5つの特徴
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