- 2018-10-2
- 士業インタビュー
- インタビュー, 中小企業診断士, 事業性評価融資, 士業のビジネスモデル, 融資コンサルタント協会, 行政書士
大阪府・堺市で開業している行政書士・横山幸一さん(55歳)。
学習塾講師からの転身ということで、まずめざしたのは学習塾の資金繰りサポートでした。
それが融資コンサルタント協会認定SP融資コンサルタントを取得してからというもの、
人脈ゼロで(!) 信用金庫の支店長に会いに行って開拓し、セミナーを企画、開催。
資金調達のサポート力が、めきめきアップしていったのだそうです。
まったく自信のないところから、
「6カ月で資金調達力を強化させることができます」と、
プロフィールに書けるようになるまでの道のりは…?
聞き手は、ネクストフェイズの取材を初めて担当する、ライターの久保田説子です。
5回連載でお届けします。
横山幸一行政書士インタビュー <全5回>
「資金調達に強い、そのヒミツって?」
【もくじ】
第1回 黒字倒産、なんとかしたい
第2回 信用金庫の支店長に、猛アタック
第3回 にっこり融資の秘訣は、魔法の事業計画書
第4回 ホームページやブログは、プロに相談が大正解
第5回 自主セミナーの集客テクニック
【第2回】信用金庫の支店長に、猛アタック
―― 支店長! 支店長が後ろからポンと背中を!
横山 「先生」って、呼びかけてもらえたんです。
―― やった!
横山 「こないだの話、聞かせてください」と。で、奥に呼ばれたんです。
―― しかも「先生」って。
横山 行政書士なら誰でも「先生」って呼ばれるんですけどね(笑)。
横山 はい。ああ、ちゃんと話ができるところも、あるんだなって。
―― 支店長との初のお話はどのくらいの時間?
横山 20分ぐらい。副支店長、貸付担当役席の方を紹介されて、名刺交換できたんです。
―― 紹介、うれしいですよね。
―― 毎月。
横山 電話アポイントの際に目的を言うと、時間が空いている場合には、お会いできました。
―― どんなお話を?
※編集注:
「経営サポート情報」とは、一般社団法人融資コンサルタント協会から協会員に対して配布される、補助金や助成金、新制度などタイムリーな情報をわかりやすくA4の1ページにまとめたもの。
●名刺交換した方には即、手書きで葉書を。
「葉書って、書いてるときには1対1でしょ。そこがいいんだと思うんです」と横山さん。
受け取った方からは、電話がかかる確率がアップ。「会いましょうか」という話にもなる。
葉書から生まれた「いい話」も尽きない!
ひとくちに信用金庫といっても、いろいろ
―― 金融機関にとっては、興味のある話題ですよね。
横山 でも金融機関によって、融資や中小企業への姿勢はいろいろですよ。
―― いろいろ?
※編集注:事業性評価融資とは、「事業性を評価した担保・保証によらない融資」のこと。
―― あんまり知らない、あらら。
―― (笑)
―― 消極的な金融機関は…。
横山 繰り返し行っても姿勢は変わらないですね。
―― せっかく行ったけれども…。
―― いつもご報告・ご相談ありがとうございます。
●「1年間、毎日10時間図書館で勉強して行政書士資格を取得しました」という横山さん。
今も変わらず勉強熱心で、マラソンで鍛えた忍耐強さも大きな武器。
支店長や経営者の方々と話しているときも、気合いが入る!
―― おお、うれしいリアクション!
横山 私も会っていただくための情報のレベルアップを。
―― そしたらまたお会いできる。
―― 真剣?
―― なかなか会えなくても?
横山 なかなか会えなくても。
―― 話ができるところも、ありましたもんね。
横山 はい、ネクストフェイズで学んだことは正しかったってわかりました。
―― ほかにどんなことがありますか?
(第3回につづきます)
横山幸一行政書士インタビュー <全5回>
「資金調達に強い、そのヒミツって?」
【もくじ】
第1回 黒字倒産、なんとかしたい
第2回 信用金庫の支店長に、猛アタック
第3回 にっこり融資の秘訣は、魔法の事業計画書
第4回 ホームページやブログは、プロに相談が大正解
第5回 自主セミナーの集客テクニック
●取材 久保田説子 株式会社これから
●協力 一般社団法人融資コンサルタント協会