大阪府箕面市の為定会計事務所に勤務する、為定康行税理士。
業務は、税務がほぼ100%。
そんな為定さんが2020年、ネクストフェイズが主催した、
相続案件を獲得するノウハウをお伝えするセミナーを受講しました。
現在は2021年春の活動を見据えて、他の士業との連携を強めています。
※2020年「相続案件獲得入門セミナー」。講師はさくら行政書士法人代表社員の藤本忠相行政書士
税理士として一般的なお仕事をしている為定さんが、
なぜ「相続案件獲得ノウハウ実践セミナー」を受講しようと思い立ったのでしょう。
また、「セミナー後にすぐ動きたくなる」と評判の藤本さんの講義を受けた後、
営業活動ではなく、まずチームづくりに取りかかったのはなぜでしょう。
「従来の業務だけでは生き残れない」といった言葉もよく耳にする今こそ、
税理士はもちろん、他の士業・コンサルタントのみなさんにとっても、
新しいキャリアづくりのヒントになるインタビュー記事です。
いつものように5回連載でお届けします。聞き手はネクストフェイズ編集部ですが、
取材に同席していたネクストフェイズ代表・東川もときどき発言しています。
●為定康行税理士プロフィールはこちら
為定康行税理士インタビュー(全5回)
「税理士が相続案件獲得セミナーを受講したら?」
【もくじ】
1/一般的な業務を行う税理士が、相続案件に着目した理由
2/個人事務所の税理士が、価格だけで大手と比較されないために
3/相続案件は、一連の業務の「川上」からおさえる
4/他士業との連携、料金トラブルの心配は要らない
5/藤本さんと出会えるセミナーは、きっと財産になる
第4回 他士業との連携、料金トラブルの心配は要らない
為定 社労士さんの場合、できるだけ先生にご負担をかけないよう、こちらで書類だけ整えて先生にお渡しする形にしたんです。つまり先生は外に出なくてもよくて、手続きだけお願いする仕組みを作っちゃったんです。
―― 仕組みができている。
為定 はい、「郵送だけでやりとりできるなら、これくらいの価格で可能ですよ」って言っていただきました。
―― では、士業さんごとに役割分担が決まっている分…。
為定 そうなんです、業務がそれぞれ違うので、おのずと決まってきますよね。みなさん、ご自身の料金表に沿って…という形で、モメることはおそらくないだろうと思います。
―― それは今後、連携を考える士業にとって朗報です。ほか、相続案件の報酬体系などは。
為定 まだなんとなくですが、前さばき業務で相続財産の1%、僕も申告時に1%って思っていますが、もちろん最低金額は決めておかないといけないし、これからですね。
―― ほかに、補助的にお願いする税理士さんもおられるとか。
為定 はい、僕らのような個人事務所だと相続税に関わることって年に数回程度ですので、ノウハウが弱いと思っています。そこで相続税に強い税理士さんとも連携しています。何かあったら、気軽に尋ねられる存在です。
―― その税理士さんと知り合ったのは。
為定 これも紹介なんですよ。たいへん相続税に強い方で、「わからないことがあったら、いつでも聞いて」「案件があふれたら、依頼してくれていいですよ」と言ってもらえています。
―― 人は揃った。
為定 はい、これからは各人のプロフィールシートや、チラシを作っていかないと。実際に営業に出て行けるツールをそろえていきます。
●時節柄、アクリル板を通しての取材と撮影でしたが、ふたりとも話が盛り上がっています。
「さいきんどんなセミナーに行った?」(東川)
「僕、マーケティング系もよく行くんですよ。それで…」(為定さん)
士業チームワークのためのコミュニケーション法
為定 それはもう絶対に、コミュニケーションですね。あとはいかに効率化、自動化ができるかですね。相続案件の自動化は難しいかもしれませんが、効率化はできると思うので。
―― 普段のコミュニケーション手段は。
為定 電話が多いですね。あとはメッセンジャーグループを作っています。
東川 Zoom飲み会とかは?
為定 Zoom飲み会しましたよ! 去年の5月。最近やってないですね。終わりが分からないですよね。
東川 もうダラダラになってしまって。
為定 そうそう、「入退室は自由」と最初に決めてやりましたけど、ダラダラいっちゃいますね。リアルの方がやっぱりいいです。
―― では実際の活動は2021年の春から?
為定 そうですね、僕の繁忙期もありますし、こういうご時世ですからリアルに会いにくい時期ですし。
―― ではまだ成功例も失敗例も。
為定 失敗は…これから失敗するんだと思います(笑)。今後、何かつまづくことがあるんだろうなと思いますね。
東川 藤本さんはいつでも相談にのってくれるから大丈夫やで。
―― 相続案件獲得の、具体的な目標は?
為定 はい、今のところ考えているのは…。
(受講後の今、考える相続案件獲得の目標数字は? 第5回に続く)
為定康行税理士インタビュー(全5回)
「税理士が相続案件獲得セミナーを受講したら?」
【もくじ】
1/一般的な業務を行う税理士が、相続案件に着目した理由
2/個人事務所の税理士が、価格だけで大手と比較されないために
3/相続案件は、一連の業務の「川上」からおさえる
4/他士業との連携、料金トラブルの心配は要らない
5/藤本さんと出会えるセミナーは、きっと財産になる
2021年は福岡でも実施! 「相続案件獲得ノウハウ実践セミナー2021」
どんどん増え続ける相続案件。しかし、あなたは「待ち」になっていませんか? 相続案件は、「自分から」アプローチすれば、「計画的に」獲得できます。
年間の相続相談件数は300件超、サポート実績は年間100件以上の藤本忠相行政書士による相続案件獲得のためのセミナー、2021年は12ヶ所の営業先と、各所のキーパーソンを伝授。さらに、葬儀会社へのアプローチについてもお話しします。
コロナ下でも大きな業績を上げ続けている藤本忠相行政書士の営業方法、今後の展望にも注目です。
もちろん質問のための時間も設けていますので、気になること、深く知りたいことなど、何でも気軽にご相談ください。
詳細は以下のとおりです。
日時・会場
【大阪】サニーストンホテル〈江坂〉北館
●2021年3月26日(金)14:00〜17:00
●2021年3月27日(土)14:00〜17:00
【福岡】リファレンス駅東ビル貸会議室
●2021年4月13日(火)14:00〜17:00
【東京】DAYS赤坂見附
●2021年4月16日(金)14:00〜17:00
●2021年4月17日(土)14:00〜17:00
※5日程とも同じ内容です。ご都合のよい日時をお選びください
定員・受講料
●定員 各回 25名
●受講料 6,500円(税別)
お申し込み方法
下記ページの「お申込みフォーム」に必要事項を記入し、送信ボタンを押してください。
●【相続案件 獲得ノウハウ実践セミナー2021】お申込みフォーム
※前回の受講者の声もこちらから読めます