みなさんのいろいろなセミナー企画を送ってください。
「商工会議所によばれる講師オーディション」では、「企画書審査」は無料になっています。
とりあえず、企画書を送ってみることで、自分のセミナー企画に、商工会議所の担当者が
興味を持ってくれるのかどうかを知ることができますよ。
現在、いろいろな方から、セミナー企画書が届いています。
そういったセミナー企画書を、お会いする商工会議所の担当者に見せることがあります。
それらの企画書を見て、商工会議所の担当者は興味を感じたり、スルーしたりと反応はさまざまです。
そういうときに、必ず担当者に尋ねるのが、
「どんなセミナーテーマなら、興味を覚えますか?」
ということです。
多くの担当者から聞いた意見を集めてみると、だいたい、3つのテーマに集約されます。
1.「普遍的に求めているテーマ」
これは、中小・零細企業、小規模事業者の方々が悩んでいるテーマと置き換えてもいいと思います。
経営者の3大悩みは「資金繰り」「売上アップ」「人材確保・人材育成」です。
このテーマでのセミナーは、毎年、コンスタントに行われます。
2.「時事ネタ」
商工会議所では、毎年、「今だから行わなければならない」セミナーというのがあります。
2009年に「中小企業金融円滑化法」が導入された際と、2013年に廃止された際に、
その対応をどうするかについてのセミナーが数多く開催されました。
2013年~2014年にかけては、「消費税対策セミナー」にたくさんの予算がつきました。
2017年4月に消費税が10%になるので、来年も、この消費税対策に関するセミナー予算がたくさんつくでしょう。
来年、商工会議所で講師をしたいのであれば、今から「消費税対策セミナー」のネタをつくっておけばいいかもしれません。
今年は、「マイナンバー制度」についてのセミナーが求められています。
このように、法律が大きく変わる際、その法律に関連するセミナーは、
必ずニーズが高いので、そのテーマは狙い目になります。
他の講師に先んじて、そういったセミナーテーマの企画をアピールすると
採用される可能性はとても高まります。
3.「ピンポイントなテーマ」
「こんなセミナー、集まるの?」
と思われるようなテーマも採用されることが少なくありません。
なぜ、そんなテーマが採用されるのかというと、担当者が自分の中に
「こんなセミナーがしてみたい」
というセミナー企画を温めている場合があります。
その温めている企画に関する提案があった場合、担当者は結構真剣に食いつきます。
例えば、「プレスリリースセミナー」。
今でこそプレスリリースに関するセミナーは人気がありますが、昔は、
「プレスリリース。何、それ?」
という感じでほとんど見向きがされませんでした。
仕方なく、自主セミナーを行ったのですが、結構、受講者は集まっていました。
そのセミナーに、ある商工会議所が受講を申し込んできたのです。
聞いてみると、プレスリリースには興味があったのだけれど、
どういう風にセミナーを企画すればわからないということで、参加されました。
その担当者はセミナーを聞き、自分の温めていた企画に自信をつけたようで、
早速、そのセミナーの講師に
「うちの商工会議所で、このセミナーをやってください」
とオファーをしていました。
そこから、その講師は、日本全国でプレスリリースセミナーを行うようになり、本も出版するようになりました。
他にも、「動画セミナー」や「SNSに関するセミナー」も、担当者によっては、採用されることも少なくありません。
中小・零細企業、小規模事業者の経営者が興味を感じないような内容のセミナーは採用されませんが、
少々、突飛な内容のものでも、それを求めている商工会議所の担当者はいたりするので、
とりあえず、企画書は作っておくべきだと思います。
「販売促進」「売上アップ」につながるような「理屈」をつけることができれば、
あらゆる内容のセミナーが、商工会議所でのセミナーの対象になると思います。
現在、「第8回商工会議所によばれる講師オーディション」へのエントリーを受け付けています。
以前もお伝えしましたが、今回は、現在時点でとても競争率が低い状況になっています。
何故でしょうね?
でも、エントリーされる方にとっては、喜ばしい状況なのでしょうね。
【第8回 商工会議所によばれる講師オーディション】詳細
企画書審査締切 6月29日(月)
実演審査締切 7月6日(月)
オーディション本選 7月10日(金)
オーディション会場 豊中商工会議所
詳しい内容、エントリーは下記サイトをご参照ください。
【第8回 商工会議所によばれる講師オーディション】
http://npc.bz/audition-v8/