昨日、ある商工会議所の担当者と、商工会議所に講師を派遣しているセミナーエージェントの担当者と
話をする機会がありました。
こんにちは、ネクストフェイズのヒガシカワです。
その2人ともから、いきなり頼まれたのです。
「ヒガシカワさん。税理士の講師を紹介してください」と。
あまりにも唐突だったものでしたので、
「いったいどういうことなのですか?ちょっと説明してもらえますか?」
と、その理由を聞きました。
それによると、
今年は「消費税軽減税率対策窓口相談事業」に多額の予算がついていて、
かなりたくさんのセミナーを、各商工会議所で行わなければならないようになっている
とのことでした。
「詳しい資料はありませんか?」
と聞いたところ、日本商工会議所から、各商工会議所に対して、送られた資料である
「消費税軽減税率対策窓口相談事業 標準カリキュラム(案)一覧」
を見せてもらうことができました。
その資料には、
「消費税軽減税率対策セミナーは、こういう風にしなさい」
という、カリキュラム例が6つほど書かれていました。
こんなやつです↓
1.『消費税軽減税率早わかり講座:Q&Aで全てが分かる、簡単講座』
2.スーパー・コンビニ・食品小売業向け『消費税軽減税率早わかり講座』
3.『早めに準備しよう!現場のシステム対応講座』
4.~今から備えることで軽減税率+消費税10%を勝ち抜く~
伸びる会社の「価格戦略」セミナー
5.店内で食べれば10%、お持ち帰りで8%?いったい、どうすれば?
飲食業向け『消費税軽減税率早わかり90分講座』
6.~川上から川下まで全業者に関わります~
問屋・卸売業向け『今から備える、消費税軽減税率対策のABC』
それ以外にも、
「本カリキュラムは、各商工会議所で実施するセミナー等の企画・立案の参考に供するために
作成しています」
「本カリキュラムでは、冒頭40分で消費税軽減税率制度の仕組みや消費税率引上げに関する基本項目を
説明の後、業種・業態に応じて、中小・小規模企業が押さえるべきポイントを説明いただく
内容としています」
「現場の実情に応じて、タイトル、内容、時間割等は調整してください」
という説明もありました。
冒頭40分で消費税軽減税率制度の仕組みや消費税率引上げに関する基本項目については、
政府等の提供するパンフレットに基づき(既に商工会議所にそのパンフレットは到着しているらしい)、
説明をすればいいとのことでした。
後半部分については、「中小・小規模企業が押さえるべきポイント」についての話なら、
何でもOKだそうです。
税理士の方なら、ほとんどの方が話せる内容になるのではないかと思います。
でも、商工会議所は、税理士の講師を見つけるのに四苦八苦しています。
だから、今、「消費税軽減税率対策セミナー」の企画書を作って商工会議所に提案すれば、
採択されるようになるかもしれません。
そのセミナーエージェントからも、
「税理士さんに企画書を作ってくれるよう頼んでくださいよ」
と頼まれています。
今、これを読んでいる税理士のみなさん。
「消費税軽減税率対策セミナー」のセミナー企画を作ってみませんか?
チャンスが広がりますよ。
商工会議所でセミナー講師デビューをしたいのであれば、一番近道は、
セミナーエージェントに売り込んでもらうこと。
セミナーエージェントに売り込んでもらいたいのであれば、
自分のセミナーを、実際にセミナーエージェントの担当者に見てもらうのが一番です。
そんな実際に見てもらえるチャンスが手に入るオーディションです。
現在、エントリー受付中。5月21日(土)締切です。
【第9回 商工会議所によばれる講師オーディション】
6月18日(土) 東京開催
http://www.koushi-audition.com/