- 2016-11-9
- 講師
- 商工会議所, 士業のビジネスモデル
講師として依頼をもらいたいのであれば、ステップを踏むことが重要
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
多くの商工会議所は、毎年1月~3月にかけて、「来期のセミナー計画」を作ります。
4月から新しい期がはじまるので、予算取りのために、それまでに計画を作り必要があるからです。
担当者は、そのための情報収集を、11月後半から12月にかけて行うことが少なくありません。
11月中旬ぐらいまでは、繁忙期のため、なかなかゆっくりと時間が取れないため、その時期になります。
商工会議所から講師としてよばれたいのであれば、この時期を選んで、「セミナー企画書」を
提出すれば効果的になります。
ただし、面識のない担当者に対して、いきなり企画書を送りつけても、そのままスルーされてしまいます。
人柄も、話しのクオリティもわからない講師を選ぶことはほとんどないからです。
だから、地元の商工会議所から講師依頼をもらおうと思えば、まず、そこの担当者と懇意になる必要があります。
懇意になるために手っ取り早いのは、
その商工会議所で行われるセミナーに何度も参加すること。
担当者にとって、セミナーの集客はとても重要です。
セミナーの集客が悪いと、場合によっては、もらえる補助金の金額にも影響をあたえるからです。
なので、しょっちゅうセミナーに参加してくれる人は、必ずチェックします。
そにて、そういう常連参加者には、とても好意的になります。
何度かセミナーに参加して、セミナー担当者から、
「いつもご参加ありがとうございます」
と声かけいただけるようになれば、そこから、その担当者と世間話をするようにしてください。
そんなことを何度か続けていくうちに、こちらの情報もさりげなく相手に伝えることができますし、
人柄もわかってもらえます。
何より何度も会っていると、ザイアンス効果が働いて、こちらに対して好意を覚えてくれるようになります。
そのタイミングで、
「こんなセミナー企画を考えているのですが」
と言って、企画書を見せることができれば、かなり前向きに検討してくれます。
ただ、あなたのセミナーのクオリティがわからないので、もう一押しをしようと思えば、
あなたが直近に行うセミナーに招待するか、10分程度のセミナーダイジェスト動画を作成しておいて、
その動画を渡すことで、クオリティを知ってもらうことができます。
最近の商工会議所の担当者は、講師を選ぶ際の情報収集にインターネットを使います。
今までは、もっとアナログ的に講師情報を収集していたのですが、担当者の平均年齢が下がってきたため、
まず、デジタル的に情報収集をするようになっています。
だからこそ、普段の情報発信が重要なのです。
あなたのセミナーに興味を持った担当者は、必ず、インターネットで検索をします。
継続的に、自分のセミナーネタに関する情報発信を行っておおけば、検索結果に、それらの内容が表示されます。
担当者は、その内容をひとつひとつチェックした結果、
「この講師は、このセミナーをするだけの十分な知識や情報、事例をもっている」
と判断してもらえれば、講師依頼につながります。
商工会議所から講師としてよばれようと思っても、一足飛びには、なかなかよんでもらえません。
やるべきことを手順を踏んで行うことで、確実に講師依頼を獲得することができるようになります。
商工会議所で人気のあるセミナーテーマは、
「営業」「販売促進」「補助金・助成金」
こういったセミナーテーマを持っている場合は、一度、企画書を作成してみてはどうでしょうか?
意外と担当者から根強い人気があるのは
「資金調達」「融資」
に関するセミナーです。
中小企業経営者の一番の悩みだからです。
しかし、資金調達や融資に関するセミナーができる講師はあまり多くありません。
そんな融資についてのセミナーが行えるヒントが手に入ります。
●「融資に強いFP・士業になる方法」セミナー
https://www.npc.bz/fp-shigyou/
(東京) 11月16日(水)、18日(金)、21日(月)、12月6日(火)、7日(水)、8日(木)
(大阪) 11月10日(木)、11日(金)、24日(木)、28日(月)、30日(水)、12月1日(木)
※12月以降も日程あり。詳しくはサイトをご参照ください
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