法律改正や人気のあるテレビ番組は要チェック!
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
商工会議所で行われるセミナー、担当者が一番頭を悩ませるのが集客です。
なので、集客力のあるセミナーなら、採用される確率が高くなります。
では、どんなセミナーなら集客力が高くなるのでしょうか?
集客力が高いセミナーは、2つのタイプに分かれます。
ひとつは、「普遍的なテーマ」のセミナー。
もうひとつは、「時流に乗ったテーマ」のセミナー。
「普遍的なセミナー」というと、鉄板ネタのセミナーです。
商工会議所に鉄板ネタのセミナーテーマには、以下のものがあります。
1.営業
2.販売促進・売上アップ
3.事業承継
4.資金調達
5.マーケティング
爆発的な人気があるわけではありませんが、経営者の悩みに直結するため、
コンスタントに採用されるテーマです。
それだけに、競争率も激しく、「誰でもできるような話」であれば、採用されるのは難しい。
自分なりの「メソッド」を確立できていないと、なかなか、お声がかかることはありません。
企画書を作成する際のオリジナルティがとても重要になります。
それに対して、比較的採用されやすいのは「時流に乗ったセミナー」。
この「時流に乗ったセミナー」も2つのタイプに分かれます。
一つは、「スピード重視」のもの。
新たな制度の導入や、重要な法律改正に関わるセミナーなどは、「鮮度が命」であるため、
どれだけ早くセミナー企画の提案ができるかで、採用の可否に大きな影響を与えます。
以前の例で言うと「マイナンバーセミナー」なんかがそうでしたね。
マイナンバーについては、多くの経営者が関心を持っていました。
しかし、制度が発表されたばかりのときは、だれも情報をもっておらず、情報に飢えていました。
そんなときに、ある講師は、「内閣官房」の「マイナンバー」のサイトを見て、
その内容をまとめただけのセミナーを作りました。
内容的には、サイトを見るだけで手に入る情報だったのですが、他の誰も、
「マイナンバーセミナー」をしていなかったので、しばらくその講師はひっぱりだこになりました。
そして、その実績をアピールすることで、他のテーマで、他の商工会議所からの講師依頼も獲得し、
今では全国でもそこそこ名の売れた講師になっています。
「税制改正」や「補助金」なんかのセミナーもこのタイプに当たります。
もうひとつのタイプは「話題性のあるもの」。
新聞やテレビのニュースで取り上げられている内容に絡めたセミナーは、
世間の関心が高いため、集客力があります。
私は、融資コンサルタントとして
「銀行との上手なつきあい方」
というテーマでセミナーをしています。
爆発的な集客力があるわけではありませんが、コンスタントに集客できている鉄板型のセミナーです。
以前、「半沢直樹」というドラマが流行ったときに、そのセミナータートルを
「半沢直樹から学ぶ。銀行との上手なつきあい方」
というテーマにしたときには、普段の何倍も受講者が集まりました。
大河ドラマをテーマにして
「◯◯から学ぶ、人の動かし方」
(◯◯には、来年放映予定の大河ドラマの主人公の名前をいれる)
という風なタイトルにすると、集客率が上がるようです。
鉄板ネタでオリジナリティを出すのは難しいなと思うのであれば、最新の情報を使ったセミナーを作るか、
自分のセミナーネタを時流に絡ませることによって、採用してもらえる確率を高めることができますよ。
商工会議所から、講師としてよばれようと思えば、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ただ単に企画書を作って、商工会議所に送りつけても、よばれることはありません。
そんな商工会議所から講師としてよばれるためのポイントがわかる指南書です。
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