胡散臭げなセミナーにいくつか参加してみて思ったこと
こんにちは。株式会社ネクストフェイズのヒガシカワです。
私は、時間がある限り、興味をもったセミナーに参加してみます。
主にfacebookやセミナーズなどで募集しているセミナーに参加するのですが、
参加してみると、見事に2つのタイプのセミナーに分かれますね。
ここで言う胡散臭いセミナーとは、
「バックエンドの講座に何が何でも誘導しようとするセミナー」
のことです。
こういったセミナーは、無料、もしくは3,000円ぐらいの、あまり高くない料金設定をしています。
あまり高くては、集客しづらいからかもしれません。
胡散臭いセミナーという表現は、あまり適切ではないと思いますが、参加者としての感想から言えば、
「絶対に逃すまい」
という強い意識を感じます。
胡散臭いセミナーの特徴としては、
1.机を用意しておらず、椅子だけ並べている
2.スタッフの数が異常に多い(2~3人で回せるセミナーなのに、5人以上のスタッフがいる)
3.セミナー最初の30分はほとんど、本人や受講者の成功事例
4.自分がどれだけ儲かっていて自由な時間があるのか伝えまくる
5.ノウハウをほとんど伝えていない
という共通点があります。
私も、いろいろな「集客系セミナー」に参加しましたが、こういったセミナーには、
バックエンドセミナーに繋げるためのセミナーのテンプレートがあるようです。
集客系のセミナーはほとんど、以下のようなテンプレートがベースになっているようです。
人の購買心理には、「決まった流れ」があるそうです。
その流れに従ったテンプレートをつくり、その順番に話を進めていくのが最も効果的で、
ほとんどの売れているセミナーは、この方法でセミナーセールスをしているそうです。
<バックエンドセミナー(BES)に繋げようとするセミナーセールスの流れ>
1.セミナー参加の目的の確認
2.このセミナーがどれだけすばらしいかのトピック
3.セミナー参加者の悩みごとについて
4.このセミナーを受講したときに得られるメリット(ベネフィット)
5.BESについての軽い説明
6.「別に受講しなくてもいいのですよ」という軽い突き放し(ツンデレ?)
7.BESを行うためのミッションについて
8.BES自体のメリット
9.BESを受講しようとしたときに感じる不安に対する回答
10.一番強い不安に対する回答
11.BESを受講した後のメリット
12.BESがどれだけ、他にない価値をもっているかの説明
13.BESを受講しなければ、どれだけ損をするのか
14.具体的な申込方法の説明
15.よくある質問
16.提供するメリット(オファー)のまとめ
17.このセミナーを今、受講しなければいけない理由
18.BESを受講しようとしたときに感じる不安に対する回答の確認
19.申し込むための具体的な方法の説明
だいたい、よく受講生を集めているセミナーは、この流れに沿っています。
良いセミナーでもぼったくりセミナーでも、だいたい、2時間半から3時間のセミナーになっています。
胡散臭いセミナーの決定的な見分け方としては、
「最初の60分で、再現性のあるノウハウを伝えているかいないか」
だと思います。
良いセミナーは、
「まず、ノウハウを伝え、それを使えるかどうか判断してもらい、BESに来るかどうか判断してもらう」
という風な考え方になっています。
セミナーを受講してもらっても、「合わない」と考える方は、受講対象者と考えていません。
しかし、胡散臭いセミナーは、
「来場した受講者を全部BESに誘導する」
というのが目的ですから、「おいしいこと」ばかり伝えます。
そこには、再現性のあるノウハウは乏しいです。
たとえ、そんなセミナーのBESを受講しても、同じような成果をあげるのは難しいと思います。
ですので、まずは参加したセミナーにおいて、
最初の60分間で、どれだけの再現性のあるノウハウを手に入れられるかどうか
を見てみてください。
最初の60分間で得られるノウハウが乏しいのであれば、それば、
「胡散臭いセミナー」
です。
そのまま席を立って帰っても問題ありません。
多くのセミナーに参加することは、とても重要だと思います。
それを、自らのビジネスに活かすためには、セミナーに対する「目利き力」が必要になると思います。
是非、目利き力を磨いていただきたいと思います。
自主セミナーをする場合、一番苦労をするのが、「集客」です。
1回目のセミナーには、受講者がたくさん来ても、回を重ねる内に、だんだんと少なくなってくる。
5回目を迎える頃には、受講者がいないということも、よく聞く話です。
よんでもらえる講師になれば、集客を気にすることはなくなります。
商工会議所は、正に講師としてよんでもらいたい場でしょう。
商工会議所でセミナーができれば、集客の心配はなくなりますし、見込み客とも数多く出会えます。
講師としてのブランドにもなります。
そんな、商工会議所によばれる講師になるための企画書の書き方が学べます。
【商工会議所に何度もよばれるセミナー企画の作り方2018】
https://www.npc.bz/koushi2018/
●2018年1月20日(土) 15:00~17:30(残6席)
●2018年2月24日(土) 15:00~17:30
katana六本木オフィス ※30名様限定
東京都港区六本木2-2-6 福吉町ビル6F
●2018年2月6日(火) 15:00~17:30(残5席)
●2018年2月14日(水) 18:00~20:30(残3席)
katana汐留オフィス ※15名様限定
東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F