商工会議所の担当者が講師を選ぶ際、実際にプレゼンテーションを見た講師を採用することが多いとお伝えしてきました。
今回は、担当者の方に「講師候補のプレゼンテーションを見る際にどういうところに注目していますか?」と質問してみました。
<設問>
セミナーのプレゼンテーションを見る際にどういうところに注目されますか?
<回答&解説>
・テーマがうちの会員のニーズ(事務局が勝手に想像?)に合っているか。
商工会議所のある場所によって、会員の志向は変ってきます。
製造業が多い地域の商工会議所では、会員のニーズは製造業向けになります。
企業城下町にある商工会議所と、住宅地にある商工会議所では、会員が違ってくるのは当たり前。
商工会議所の会員のニーズを捕まえた上で、セミナーテーマを決めると言うことも重要です。
・話し方が(素人でも)わかりやすいかどうか。
商工会議所でセミナーを行う上で、わかりやすいかどうかというのは、とても重要です。
受講しに来られている経営者のほとんどは経営に関する体系立てた勉強をしてきていません。
また、「この人の話は面白くない」と思われると、休憩時間に出ていって戻ってこない人も結構います。
専門用語を一切使わず、興味を持たせる話しをしなければ、担当者は採用しようと考えてくれません。
・長時間聞いていても飽きない(眠くならない)かどうか。
セミナーの担当者は、会場の一番後ろからセミナーを見ています。
一番後ろから見ていると、誰が眠っているのかよくわかります。
眠っている受講者が多ければ、「退屈なセミナーだ」と判断されてしまいます。
そうなると、その講師を選んだ担当者にクレームがつくため、退屈なセミナーをする講師は絶対に避けようとします。
セミナーが退屈になるのは、理屈ばかり言って事例が少ないから。
眠らせないようにするためには、事例をできるだけたくさん、セミナーの中に入れることが重要となります。
・チラシだけで最低30人集客できそうかどうか。
チラシで30人集めるためには、「タイトル」と「コピー」「デザイン」が重要になります。
商工会議所の担当者は、忙しすぎて時間がありません。本来なら時間をかけて、タイトルやコピー、デザインを考えなければいけないのですが、その時間が捻出できません。
集客率の高そうなチラシを自ら作って、商工会議所に持ち込むことで、講師として採用される確率が格段に高まります。
・この講師となら一緒に仕事ができそうか。
担当者も人の子ですから、気の合わない講師と一緒に仕事をしたいと思いません。
地元の講師だった場合は、セミナーだけでなく、その後の専門家派遣の専門家として一緒に仕事をすることもあります。
多くの担当者は、「この講師と一緒に地元の中小企業を廻りたいか」ということを考えます。
偉ぶるのではなく、気さくに話しかけられる、もしくは話しかけることを意識することをお勧めします。
次回の「講師に対する商工会議所の本音」は、「講師を依頼する上での商工会議所の悩み」についてお伝えさせていただきます。
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